時事短歌
時々の政治情勢や国際情勢を語る手段として短歌があるということに気付きませんでした。
短歌は四季折々の風情は生活者の心情を読むだけでなく時事短歌というジャンルがあるとのことです。
早起きして倫理を学ぶ家庭倫理の会という団体があり文化事業として短歌を取り上げています。
小田原支部の知人から毎月1回開成町のかやぶき屋根の古民家の瀬戸屋敷で短歌会があるからと誘われました。
柄でないと断ったのですが色々とお世話になった方でもありとうとう説得されてしまいました。
しきなみ短歌会という名前の会で開成支苑を今年8月に開設する予定で準備を進めているとのことでした。
13日に体験会がありました。初めて短歌を詠む方が何人もいられてひと安心でした。
南足柄市長夫人や小田原の女性市議も参加されていて各人2首を詠み批評を受けます。
「ウクライナ 平和に戻せ 民の声 耳を澄ませ ロシア皇帝」
「歯が抜けた 孫の笑顔に ほほ緩む 育て元気に 倫理忘れず」
私は以上の2首を詠みました。私の最初の歌を聞き評者の方が時事短歌について説明されました。
政治情勢などを詠む分野で取り組む人は少数だということでした。ひとつ挑戦してみようと思い立ちました。
ウクライナの歌を詠んだのは戦争で苦しむのは弱い立場の方です。独裁者は民の声を受け止めて欲しいです。
平和を願う手段は様々です。和歌と言う手もあるのだと目からうろこの思いでした。
後者の歌の方はかわいい孫を詠んだ歌です。2番目の孫は最近歯が抜けて前歯がありません。
「じいじ~」と声を上げながらやってくる歯抜けの顔を見ると思わずにんまりしてしまいます。
評者の方もかわいらしさが目に浮かびますねと言ってくれました。うれしくなりました。
参加者はシニア世代の方ばかりでした。孫の歌を詠む方が多いのに驚きました。
南足柄市長夫人も孫の歌でした。最近白内障の手術をして目が良くなったので眼鏡をかけなくなったとのことです。
孫ちゃんの反応は「ばあばではない」だったということです。ご本人はガッカリされたようです。
孫の力は絶大です。孫を歌った歌は、いずれも思わず微笑ましくなってしまいます。
和歌に通じている方の歌も最後に披露されました。出来が全く違うと感じました。
歌に色彩感や香りがあるのと3月をさりげなく弥生とするなど言葉の選び方に妙があるのです。
短歌結構面白そうです。関心のある方は090-4436-1347(河合あて)までご連絡ください。