湯河原町の”最恐女子”、土屋由希子町議からの対案

湯河原町の最恐女子、土屋由希子町議が主宰する地域政党ゆがわらのニュース最新号が届きました。

トップニュースは湯河原町の助産院を創設するプロジェクトが立ち上がったとの記事でした。

土屋さんは町議会で懲罰を受けたことに徹底抗戦し裁判中の方です。そうした闘いの記事が目立ってました。

今度の号では一転して政策提案に打って出ました。雰囲気ががらりと変わるから不思議です。

内容を読んでみると湯河原町には赤ちゃんを産める場所がないことを憂いていたようです。

産婦人科を開設するのは一朝一夕にはいかないので助産院はどうかと考えたようです。

町当局に提案してもなかなか腰を上げないことに業を煮やし自ら実現へと動き出しました。

高い志には天の恵みが降り注ぎます。開院しても良いという助産師が登場したというのです。

奇跡的な出来事です。土屋さんの動きにがぜん拍車がかかりました。仲間を募りチームを立ち上げました。

湯河原町民に呼びかけ助産院開設に向けて住民の理解を積み重ねようという狙いだと思いました。

土屋さんは行動的で突っ走るタイプのように思われますがボトムアップで進めようとしています。

幅広い町民の理解があって初めて実現が可能となる難問だということを理解しているからだと思います。

町民の理解が進めば町も動かざるを得ません。用意周到な進め方だと感心しました。

裏面にもうひとつ注目すべき記事が掲載されていました。中学校の給食についてでした。

湯河原町では中学校の給食が実現してません。66歳の私は中学生の時給食でした。

開成町の中学校に給食室ができたのは1965年です。失礼な言い方になりますが遅れ過ぎです。

学校に調理室を設けて給食を配膳する自校方式を考えていました。問題は建設費です。

3億円と見積もっていたところ9億円になって白紙に戻さざるを得ないというのです。

3倍に膨れ上がるなんて常識では考えられません。いったい何が起こったのでしょうか。

教育環境の整備はこれからのまちづくりのど真ん中の課題です。土屋さんの今後の追及を大いに期待します。

子育てや教育が充実していない地域に人は移り住みません。中学校給食の実施は必須ですので対案を望みます。

給食の記事の隣にパークゴルフ場の休憩施設に3200万円の予算がついたことが書かれていました。

土屋さんは見積もりの仕方や建設場所の設定も含め疑問を呈してました。当然です。

休憩施設は簡便なもので我慢して教育施設の充実のために資金を積み立てるべきではないでしょうか。

最恐女子の土屋さんの活躍の場は広がる一方です。ビシバシ対案を出して欲しいです。

 

 

 

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