93歳の「みたま道」教師健在
いく度かブログで「新しい道」について触れたことがあります。このところご無沙汰でした。
教師の杉田廣善さんが骨折し長期入院を余儀なくされその後手術のためまた再入院されたからです。
15日手術後2か月の入院生活から戻られたと伺い17日千葉県柏市の自宅にお見舞いに伺いました。
久方ぶりにお顔を拝見し驚きました。長期入院を経たとは思えない元気さだったからでした。
年齢は93歳です。4キロほど体重が減ったと言われてましたが色つやはとても良かったです。
頭脳は相変わらず明晰でしっかりとした口調で入院中の生活について話されてました。
医者や看護師に新しい道を講義したというのですからびっくり仰天です。
私もお見舞いのはずが午後零時半から午後5時までみっちり人生の真理について講義を受けました。
よどみなく話題が尽きることなく湧き出てきます。年齢を置き忘れたかのようです。
使命があって生かされていますね、そうでなければこんなに元気なのはおかしいですと感想を述べました。
杉田先生は笑みを浮かべながらそうした自覚をもって自らを奮い立たせたいと語ってました。
杉田先生の教えは際立ってシンプルです。何度か紹介しましたが繰り返します。
人はひとり残らず何らかの使命をもってこの世に生を受けるという大前提を置きます。
使命は心の奥底の魂(みたま)で明確に把握しておりいわばその設計図通りに生きることが本来の人生です。
しかし人間は我欲があって目が曇り魂に刻印されている使命のプログラムを忘れてしまいます。
人が道に迷う原因です。我欲による目の曇りを取り除くことが求められます。
そのためには人それぞれが持つ魂の設計図を信頼し全てを受け止めるしかありません。
杉田さんはどんなことがあっても喜ぶことで魂の設計図通りの道へと修正が可能になると話しています。
自ずと人生は好転することになりますが金持ちになるとか権力者になるとかいうことではありません。
世のため人のために自分の人生をささげて世界の調和をもたらす方向に生きることが条件です。
杉田先生との対話で印象に残ったのはロシアのウクライナへの軍事侵攻についてでした。
この事態は日本人に対し日本人としての覚醒を求めているというのです。
ロシアはいつ攻めてくるかわからないことが明らかになったことを受け止めなければならないというのです。
その上で日本を守るために何をすべきなのか考えさせる試練を与えていると語ってました。
杉田先生の言わんとするのは軍事力を強化とかいうレベルの話しではありません。
日本人の魂に刻まれているはずの国を守るという意識を呼び覚ます時だという話しです。