真鶴町松本町長、ペンの暴力に屈することなかれ!

連休前に神奈川県真鶴町の有権者名簿流失問題に関して第3者委員会の報告書が出ました。

松本町長が名簿をコピーして複数の近しい町議に渡した行為は犯罪だと断罪してます。

窃盗だけでなく選挙で応戦してくれた見返りの要素があるので買収にもあたるとしてました。

窃盗はともかく公職選挙法違反に問われるのかと私は意外に思いました。

刑事告発すべきだとしています。犯罪行為を認定しているのですから当然です。

問題は松本町長が起こした罪を町長自ら刑事告発という体裁がとれるかどうかです。

この辺りは法律の技術的問題ですので法的な正当性を担保して告発に踏み切るのが筋です。

第3者委員会でいくら議論したところで強制的な捜査権がありませんので限界があります。

警察の捜査、起訴すべきかの検察の判断、最終的には裁判所の判決に委ねるしかありません。

松本町長も第3者委員会の判断を尊重すると言い続けてきましたのでほかに道はありません。

第3者委員会は再発防止について言及しています。松本町長らになれ合い体質があったとしてます。

職員の意識向上を継続的に目指すためには町役場内の体制強化が必要です。

第3者委員会が単刀直入に指摘しているように副町長選任を急ぐ必要があります。

町議会の良識が問われています。連休明けからの動きに注目したいです。

神奈川新聞は松本町長に手厳しいです。連休最終日一面と特集記事が出てました。

一面はいわゆる連休前に休日用に提出した記事と思われます。内容は代わり映えしません。

過去の記事を焼き直し町内が反松本町長一色であるかのような印象を与える記事でした。

松本町長をペンの力で退任に追い込みたいという記者の欲望があるのかと疑います。

正義を振りかざしながら一皮めくれば特権的立場を利用した一方的筆さばきで嫌らしいです。

特集記事の方は報告書の内容を客観的に記述しているのかと思いきや操作されています。

報告書には副町長の選任を急ぐべきと記述されていますがなぜか記事にはありません。

松本町長を叩きたい神奈川新聞としては副町長の選任を急げとの指摘は具合が悪いのでしょう。

報告書で公然と辞職を迫ったとありますがそのような記述は報告書にはありません。

「前代未聞の不祥事で到底許されない」との記述=辞職勧告との解釈は強引過ぎます。

牽強付会(けんきょうふかい)という熟語があります。都合良くつまみ食いすることです。

神奈川新聞の記事は記者の主観に依拠した内容で私にはペンの暴力に思えます。

松本町長は町民の信任を得て職にある訳です。臆することなく正々堂々と町政にまい進して欲しいです。