湯河原町に助産院プロジェクト発進!
12日の日曜日の午前湯河原町で助産院を誘致しようという集まりがありました。
会場には女性を中心に二十数名、オンラインでも同じぐらいの参加者がありました。
近隣から議員が多数参加してました。会場には中井町の議員と2人の真鶴町の議員がいました。
小田原市や南足柄市、松田町の議員がオンライン参加していました。
真鶴町の松本一彦町長が参加してました。湯河原町の担当部署からも参加がありました。
神奈川県西部地域では県立足柄上病院の産科が昨年廃止となり小田原市立病院に統合されました。
こうした中で湯河原町の土屋由希子町議や支える仲間たちがチームを立ち上げました。
湯河原町でも少子化は大問題です。産科が無理ならば助産院はどうかと活動を始めたのです。
12日の催しが最初の公開イベントです。仲間たちのネットワークの力です。
川崎市内の助産院の院長で湯河原町での開院を検討している方から報告がありました。
静岡県伊豆市内で助産師をされている方も参加されて実践的な話が交わされました。
助産院を立ち上げる場合のネックは連携してくれる産科医師と24時間対応の連携病院です。
続いて場所の確保と助産院を新築あるいは改修するための資金です。
産科があるのは小田原市内に限られますので公立の小田原市立病院との連携がカギです。
資金は話を伺っている限り大きな額ではありません。公的助成があれば可能です。
少子化と人口減少は国家を揺るがす大問題です。少子化対策に税金投入は当然です。
町単独での助成は首長が決断し議会が認めればさほど難しい問題ではありません。
国や県を巻き込むとなると首長が率先して動き国と県に働きかけることが必須条件です。
意見交換の中で真鶴町の天野雅樹町議が積極的に応援したいと述べ拍手を浴びていました。
松本町長も真鶴町にできたらいいなと感想を述べていました。議会と首長が同意見ならできます。
土屋町議は同じ少子化の悩みを抱えている真鶴町の立ち上げもありだと許容してました。
湯河原町と真鶴町の共同のプロジェクトとなる可能性が出てきました。
天野町議が建設やリフォームのお手伝いもできると語っていたのが印象に残りました。
まずは手作り感満載の小さな助産院からスタートもありだと思ったからです。
実績を積んだのち助産院を核として総合的な子育て支援の拠点へと拡大する手もあります。
小さく産んで大きく育てる手法です。時間をかけられるので理想に近づけやすいです。
助産院に子育て支援機能を付け多目的施設とすれば注目を集め国や県からの補助もありえます。
土屋町議らプロジェクトチームの英知を結集して欲しいです。期待してます。