二宮町の暴走老人坂本孝也元町長奮闘中
坂本孝也元町長は今年の11月の二宮町長選挙への出馬を目指して運動を進めています。
御年78歳ですので私は勝手に”暴走老人”と名付けさせていただきました。
8年前に敗れた村田邦子町長にリベンジの挑戦状をたたきつけたことになります。
今現在は町議です。そのままでいればという声も相当数あったはずです。
坂本さんは私がこのところ引用している”嫌われる勇気”の持ち主です。
批判が起こることを承知の上で踏み切るのですから”嫌われる勇気”度は高いです。
私は坂本さんのいわば開き直り、このままでは死ぬに死ねないという心意気に賭けます。
坂本さんから電話があって7月31日に集会を開くから一席ぶって欲しいとのことでした。
二つ返事で了解しました。応援するからにはできる限りのことをしたいです。
電話口で批判があるとつぶやいていました。当然です。承知の上のはずです。
そもそも普通の候補者ではありません。開き直りの塊となれないと勝てません。
争点はただ一点です。役場庁舎の建設を先送りし学校建設を優先するだけです。
二転三転した役場庁舎の建設問題は依然として火種となっています。
坂本さんはすっきりしてます。防災上懸念のある場所への移転はノーだというのです。
そんなことより東大果樹園跡地に理想的な学校を建設することの方が先決だとしてます。
判り易くてとても良いと思います。細かいことは並べるより有権者に伝わります。
坂本さんからどんなテーマで話すかと聞かれたので「教育のまち二宮を創る」と答えました。
なぜ今教育なのかを日本が置かれた危機的状況から説き起こしていきます。
日本は人材大国を目指すべきとの持論を述べます。二宮がモデルとなろうと訴えます。
海と山、自然環境に恵まれています。町民の民度は高いと見ています。
町ぐるみで教育のまちを創るのに格好の場所に見えます。それと拠点があります。
県立二宮高校の存在です。高校を教育のまちづくりを進める拠点に位置付けるのです。
高校と地域との連携で町民の教育への関心を掘り起こしつつ学校建設に取り組むのが理想です。
小学校の統廃合に合わせて新小学校を建設するというのが坂本さんのプランです。
将来的な子供の数の減少も視野に入れれば中学校も同じ場所に建てた方が良いかもしれません。
長期的な事業となりますが坂本さんの役目は4年で方向性を確立することです。
地位にしがみつくことはあり得ません。方向性が決まれば若い世代に思い切って譲るはずです。
潔くけれんみのない姿勢を示せれば”暴走老人”が奇跡を起こすことはあり得えます。