参院神奈川選挙区と山北町長選挙
10日参院選投開票です。わが地域では山北町長選挙も同日実施です。
補欠選挙分も合わせて定数5の参議院神奈川選挙区、マスコミ各社によって予測差があります。
どの社も共通しているのが自民の三原じゅん子さんは予想通り強いということです。
前神奈川県知事で維新の松沢成文さんもです。日経新聞はトップ予測でした。
トップ当選だとすると神奈川県内は松沢さんのミニブーム状態といえます。
来年の統一地方選挙にも影響を及ぼすことになります。松沢さんの順位は注目です。
自民の浅尾慶一郎さんも堅調との報道が多いです。朝日はトップの予測です。
上位当選を至上命題としているでしょうが今ひとつ強さに欠けるのがたまにきずです。
公明党は最後は60万票前後を固め手堅く4位以内に入ってくると思います。
残り1議席は立民のふたりと共産です。最後の議席は補欠選挙の扱いですので任期は3年です。
立民の場合は仮に当選しても3年後に自党の候補者とぶつかる構図となります。
宇宙かあさんの水野もとこさんの方が優勢なため力を集中する動きがあると伝えられます。
1議席死守のための判断だと思いますが徹底できるかどうか微妙です。
党勢が低迷している時に知名度が低い候補者を先行して擁立したことが混迷の始まりです。
こうした経緯から見ると現在の立民執行部は強力な指導力に欠けていると思います。
共産党の浅香由香さんは3度目の挑戦です。有権者にも判官びいきがあると思います。
しかし当選ラインが50万票ラインを超えると届かない可能性が高いと思います。
神奈川新聞は自民の三原さんと浅尾さんが抜け出していると分析してました。
続いて公明の三浦信祐さん、維新の松沢さんです。これで4議席です。
残り1議席を共産の浅香さん、立民の水野さんと寺崎雄介さんが競っているとなってます。
松沢さんは4位予測です。立民がふたりとも厳しい情勢にあると見ているところも注目です。
他社の分析と異なるところです。神奈川新聞の取材力と分析力が問われるといえます。
山北町長選挙は激戦と漏れ伝わります。3候補のひとり高橋純子さんが善戦との見通しも流れます。
湯川裕司町長、府川輝夫元町議会議長を嫌う票が高橋さんに流れているためだと思います。
最終的には湯川町長と府川さんの決戦である構図は変わりありません。
どっちつかずの票は高橋さんとなるとどちらの支持母体が分厚いかのガチンコ勝負となります。
小さな町の選挙は接戦になれば文字通り一票の積み重ねです。丁寧に積んだほうが勝ちです。
私の見方は変わりありません。湯川町長の人柄が最後は強みを発揮して逃げ切ると思います。