続々・小田原市の加藤前市長の再出馬…ありと見た!

7月5日の神奈川大学の講義でオンライン参加した門川大作京都市長が自慢げに語ってました。

京都の子供たちは学力が高いというのです。教育畑一筋の門川さんの矜持が込められてました。

加藤憲一さん、小田原市長に再登板を目指すならば教育は最重点の項目のひとつです。

加藤さんははじめ宿という寄宿型の塾の出身者です。教育には関心が高いはずです。

12年間の市長時代、教育分野は環境など成果を挙げた他分野に比べて地味でした。

リベンジ後は教育に力を注いで欲しいです。ひとづくりは危機に瀕する日本の究極の課題です。

今から小田原らしい理想の教育の在り方の構想を練って再登板に備えて欲しいです。

加藤さんが4年間の小休止を経て市長の座に就いた暁には今度は迅速果敢に攻めて欲しいです。

慌てろといっているのではありません。急ぐ分野とじっくりと考える分野を峻別すべきです。

小田原も子供の数が減少し小中学校の統廃合は待ったなしであるはずです。

門川京都市長は統廃合するという方針の確立と土地利用を分離させるべきと語ってました。

統廃合が止む得ないならば大枠としての方針は固めてしまうことがまず第一歩です。

そのためには小田原らしい教育理念にもとづいて統廃合の方針をまとめる必要があります。

こちらは急ぐべきです。議論するのが目的なような小田原評定はいけません期限を区切るべきです。

その上で統廃合後の基本的な構想図を市民に示して行くことになります。

新たな学校を建てる候補地の場合は歓迎されるでしょうからさほど問題は生じません。

閉校となる地域の土地利用は入念に意見を聴取して方向性を決めるのが京都のやり方でした。

京都は国際観光のメッカですので学校跡地に公共的利用ができる民間施設が建っています。

利便性の高い観光地である小田原でも応用は可能だと思えてなりません。

教育分野で言えばもうひとつ行方が注目されているプロジェクトがあります。

関東学院大学小田原キャンパスに工学分野に特化した大学の誘致が取りざたされています。

関東学院大学は撤退を決めています。構想が宙に浮いてしまうと大問題となります。

加藤さんとしても様子見をするのではなく積極的に関与して行って欲しいです。

加藤さんがリベンジを目指す選挙まであと1年10か月。時間はあるようでありません。

主要政策の詰めを急ぐ必要があります。環境やエネルギーといった得意分野は心配してません。

教育のような新たな挑戦課題こそ専門的な英知を結集し鮮烈な政策をまとめて欲しいです。

政策の継承発展だけでなく新たなる輝きを放つ政策を掲げて初めて再挑戦の意義があります。