小田原のハレンチ市議逮捕の後始末
立憲民主党所属の小田原市議がハレンチ行為で逮捕されました。
電車内で下腹部を露出したと報じられてます。言葉が見つかりません。
この市議とは面識があります。3年前の県議選挙前に意見を交わしたこともあります。
何のために行為に及んだのか皆目見当がつきませんが職にとどまることは不可能です。
この市議は立民党に所属しているものの自民党に近い立ち位置を取ってました。
しかし所属は立民党です。神奈川の立民党にとり手痛い打撃となるのは間違いありません。
来年4月は統一地方選挙で小田原市議選、神奈川県議選もあります。
立民党神奈川県連は22日除名処分にしたと発表しました。当然です。
立民党は先の参院選で複数候補を擁立して女性候補が何とか5位に滑り込みました。
正式の定数は4でたまたま補欠選挙と重なり5番目の当選者は任期は3年です。
2025年夏の参院選の時は今回当選した女性候補と任期を迎える女性候補がかち合います。
5位の当選は同じ党内で候補者調整をめぐるつばぜり合いが発生することは確実です。
今回の参院選挙で当選した女性候補は擁立が遅れました。選挙に響きました。
それでももうひとりの元県議の男性候補者よりも得票数で15万ほど上回りました。
県連と党執行部が早くから指導力を発揮し女性候補を擁立していれば状況は変わりました。
3年前の選挙では女性候補ひとりに絞り74万票を超える得票で2位当選です。
今回も女性候補をひとり擁立していれば4位以内は間違いなかったと思います。
選挙に敗れたというより県連と党執行部のハンドリングに落ち度があり墓穴を掘ったのです。
来年の統一地方選挙に向け参院選の反省を活かさなければ神奈川の立民党は更に窮地に陥ります。
参院選で勝ち残ったのが女性候補というところを重く見る必要があると私は思います。
それと積極果敢に候補者選考を急ぐことです。後手に回っていてはいけないです。
来年の統一地方選挙、各地区ともに思い切った女性登用を進める決断を期待します。
不祥事で委縮するのではなく逆に有能な女性候補を擁立し反転のきっかけとして欲しいです。
小田原市議選をいち地方選と捉えてはなりません。立民党の統一地方選を占う選挙です。
前回の神奈川県議選の小田原選挙区では立民党の佐々木ナオミさんが初当選しました。
神奈川県西部地域で初の女性県議の誕生でした。立民党は議席の死守が至上命題です。
そのためには小田原市議選でハレンチ議員に代え有能な女性候補を擁立するのが絶対条件です。
ピンチはチャンスです。ハレンチ議員の出現を女性候補擁立のばねとすべきです。