みかんモニュメントよ熱く湯河原を語れ

湯河原町議の土屋由希子さんが先月の議会報告会でみかんモニュメントについて報告してました。

湯河原みかんを後押しする補正予算が1千万ついて600万円がモニュメントだと説明してました。

よく理解できなかったというのが本音でした。設置理由が今ひとつわからないからです。

モニュメントを作ればみかん農業を応援することになるとすぐにはつながらないからです。

昨日土屋さんがフェイスブックにイメージ図を掲載してました。ご覧ください。

これまたユニークというか斬新なデザインでぎょっとさせられました。

ますますモニュメントの設置の意図が見えなくなり頭がこんがらがってきます。

土屋さんが書いているようにみかんのPRというよりみかん箱が目立ちすぎます。

この作品が湯河原駅前にあったら私は違和感あります。なじまないです。

あえてミスマッチを仕掛けたとするならば芸術性を磨いたものにして欲しいです。

税金は湯河原町が出します。湯河原町民の皆さんでまずはよく検討したらどうでしょうか。

土屋さんの説明では子供たちにも関心を持ってもらうことを狙っているような話でした。

そうならば湯河原の子供たちの意見をもっと聞いてみたらどうでしょうか。

もう少し上の若い世代に投げかければ若者のセンスが活きたアイデアが出ると思います。

湯河原町を訪れる方にもインパクトを与えたいのならば外部のプロの意見も不可欠です。

素材が石なのにも驚きました。石に塗料を塗ってみかん箱にするようです。

この作り方もどこから出てきたのでしょうか。アイデアの主の話しを聞きたいです。

段ボールをかたどったモニュメントの上にみかんが乗っています。

土屋さんもあくまでもイメージ図なのでと控えめですが美しくないです。

湯河原町のみかんモニュメント設置はちょっとした騒ぎになりそうです。

土屋さんの投稿に対して様々な意見が寄せられています。意見発表の場になってます。

ここに問題の本質があります。意見交換が圧倒的に不足しているのです。

生煮えのまま突如としてアイデアが飛び出しそれがそのまま通ってしまうのです。

土屋さんが考え直したらと問題提起しても反対すること自体が排除されるのです。

モニュメント制作をするとしたらまずその目的をはっきりさせることが第一です。

その上で公募をするとか芸術家に依頼するとか子供に頼むとか方法を決めることです。

同時進行で設置場所はどこが相応しいかも議論の上で決定したほうが望ましいです。

みかんモニュメント問題は湯河原町の政策決定のあり方に問題があることを映しています。

この夏の猛暑以上に熱いみかんモニュメント論議が起こることを期待します。