続・みかんモニュメントよ熱く湯河原を語れ
湯河原駅前のみかんモニュメント設置が騒動になりそうな雲行きです。
問題提起した湯河原町議の土屋由希子さんの投稿へコメントが止まりません。
否定的な内容が大半です。税金の無駄遣い、あきれた、自費で、などなどです。
逆に見てみたいというのもありました。でも作品に感動したというより物珍しさからです。
インスタ映えを考えているのかな、若い人に提案を求めたらという提言もありました。
コメントはこれからも続くでしょうがあくまでもSNSを利用している方の意見です。
広く論議するためにはSNSになじみのない方も含めて論議を興すべきです。
町民の政治への参画のきっかけとなります。まちづくりに役立つ取り組みです。
みかんモニュメントの制作は町の商工会が実施主体で財源を町が手当します。
町として商工会に一任しているということだとしたらそれは責任逃れです。
財源を充てていて議会の承認を得ている事業です。町も議会も責任があります。
今からでも遅くはありません。町が音頭取りして広く町民に意見を求めたらどうでしょうか。
商工会と共同で行う方法でも良いです。このまま突き進むのは禍根を残します。
内容が固まるまでは予算執行を止めれば良いだけです。面子にこだわる時ではないと思います。
何よりもまず何のためにみかんモニュメントを制作するか町民にはっきり説明が必要です。
湯河原といえば温泉です。みかんの町で行くというのならもうひと工夫もふた工夫も必要です。
みかん農家支援は当然ですし特産品開発も必要です。子供たちのみかん農業体験学習もです。
温泉とみかんのコラボも考える必要があります。みかんの一点突破全面展開です。
みかんモニュメントはこうした施策のシンボルとして位置づけられます。
こうした全体構想づくり無しにモニュメントのアイデアが突如飛び出したように思います。
ギャップを埋めなければなりません。町民の自発的な運動を期待します。
町民が主体となりみかんモニュメント問題を問いかけるイベントはどうでしょうか。
専門家も交え討論会を行いみかんモニュメントの今後を提言して欲しいです。
若い芸術家にデザインを公募するとか思い切って子供たちに依頼しようとか。
600万円の予算を思う存分活かすアイデアが次々と飛び出すと思います。
現行案と住民発の新たな案とを比べてどちらがよいか選んでもらえば良いです。
こうした運動がみかんの町湯河原を創造するきっかけとなるはずです。
町民の行動を町の政策に反映させるチャンスです。地方自治の体験学習になります。
自分たちで意見を述べ自分たちでまちを創っていく精神が鍛えられます。