真夏のクラシック探訪

8月6日は広島に原爆が投下された日。NHKの夜9時のニュースを見てました。

犠牲者を悼む歌声がニュース番組の中でなま歌で響きました。初の試みとのことでした。

平原綾香さんが名曲「ジュピター」を披露しました。魂を揺さぶる歌声でした。

東京フィルのオーケストラサウンドと平原さんの歌声が響き合ってました。

13日の夜NHKBSプレミアムで玉置浩二さんと群馬フィルとのコラボコンサートが放送されました。

玉木さんの自由自在の歌唱力はオーケストラを操っているかのように聞こえました。

会場は富士河口湖町の野外コンサート場です。富士山がまじかに見えます。

小さな町で世界に通用する野外コンサート場をよくぞ建設したと感心しました。

14日はここ1年に亡くなっれた親交のある方のお宅を回るのが日本の風習です。

あるお宅でクラシックフアンの方から私のブログについて聞かれました。

アルゲリッチが好きなのは奥さんの影響ですかと質問を受けました。

アルゲリッチとは世界的女性ピアニストのことで私はその技量に魅せられていると書きました。

妻の影響ではなくたまたまCDを聴いて衝撃を受けたのです。本物は素人でもわかります。

14日の午後小田原の三の丸ホールでクラシックコンサートがあり妻と出かけました。

私がお世話になっている方の娘さんがプロのバイオリニストでその方のコンサートでした。

チェロとピアノ、それにバレエも披露されて至福のひと時を過ごしました。

アンコール曲はロシアの偉大な作曲家チャイコフスキーのバレエ曲でした。

くるみ割り人形の花のワルツが演奏されバレエの優雅な躍動感も堪能でき拍手喝采でした。

14日夜NHKEテレのクラシック音楽館を視ました。ウィーンフィルとベルリンフィル登場です。

ベルリンフィルが演奏した野外音楽場は集客数2万人です。壮大さに圧倒されました。

お目当ては偉大なピアニストでもあり作曲家のラフマニノフのピアノ協奏曲第2番でした。

出だしの重厚なピアノに続いてオーケストラの荘厳な響きが重なると鳥肌が立ちます。

クラッシックってすごいなという感慨を抱かせる曲のひとつです。

この日はチャイコフスキーといいラフマニノフといいロシアの音楽家の楽曲に魅了されました。

ベルリンフィルを指揮したのはロシア出身のキリル・ペテレンコでした。

ラフマニノフに続き演奏されたのもロシアの作曲家ムソルグスキーの「展覧会の絵」でした。

プーチン大統領のウクライナ軍事侵攻がありロシアに対し悪い感情が募ってます。

しかしロシアが生んだ音楽を始め偉大な芸術や文化には敬服の念を抱きます。