辻説法でうねりを!41歳市議の挑戦にエール

19日朝小田原駅前に向かいました。辻説法に使う器具を届けるためです。

NHKを辞め徒手空拳で衆議院に挑戦した時から私は辻説法とともにありました。

知名度も組織も資金力もない中で唯一の武器と言って過言ではありませんでした。

拡声器とマイクは戦友みたいなものです。政治の場から引退した今戦友が寂しがってます。

小田原市議の小谷英次郎さんから長期にわたって使わせて欲しいと連絡がありました。

ふたつ返事でした。小谷さんのような新進気鋭の方が利用してくれれば器具も喜びます。

小谷さんによるとこれから定期的に辻説法を重ねる計画を立てるとのことです。

初めて立つ時は緊張感と羞恥心が入り混じります。耐えることで政治家を図太くします。

大声を張り上げても嫌われるだけです。話の内容をわかりやすく伝える訓練にもなります。

道行く方々の反応を察知する能力も養えます。いいことずくめの政治活動です。

注意しなければならないのは選挙の事前活動にならないよう公職選挙法を守ることです。

名前を書いたたすきはかけられません。一票が欲しいみたいな演説もできません。

政党に所属していれば政党の看板を背に演説することはできます。有利です。

私のように無所属草の根で戦い始めた者にとってはとてつもないハンディでした。

違反覚悟でゲリラ的にたすきをかけて辻説法を断行してしまったこともあります。

小谷さんは現職の市議です。市政に関する所信を述べることは何ら問題ではありません。

立憲民主党所属ですので政党の看板を背負って行うことも可能です。

小谷さんは守屋小田原市政の不明朗さに対し義憤に駆られてました。

市民病院建設の受注企業へ守屋市長が入札審査中に視察した問題があります。

市長車の訪問先を情報公開請求した小谷さんに対し黒塗りの回答が当初示されました。

市民や議会への謝罪なしに視察の正当性を強調する政治姿勢は看過できないとのことです。

旧統一教会の関連団体からの寄付を市長室で受領した問題があります。

2年前の選挙戦でコロナ対策で10万円の一時金の給付をするとの選挙公約問題もあります。

小谷さんは堂々と市民に問うというのです。勇気ある行動だと思います。

19日の辻説法には数人の仲間がチラシ配布に駆け付けていました。

反応は上々に思いました。小谷さんに駆け寄り激励する方が何人もいました。

正義感をたよりに勝負する捨て身の姿勢にほれぼれするところがあります。

当然反発も出るでしょう。しかし始めた以上とことんやり抜いて欲しいです。

辻説法から政治のうねりを興そうとする41歳の市議の挑戦に熱いエールを送ります。