続・辻説法でうねりを!41歳市議の挑戦にエール

おとといのブログで辻説法について書きました。思わぬ方から連絡をいただきました。

25歳で関西から神奈川県西部地域に嫁いだ女性の方からでした。私と同い年とのことです。

NHKを退職し政治家を志して辻説法を重ねていた私の姿を見たというのです。

スーパーマーケットの前で雨の中で突っ立っている姿が印象的だったようです。

戦った相手は自民党総裁の河野洋平さんでした。無謀極まりない挑戦でした。

徒手空拳も良いところです。女性の方はあきれていたことだと思います。

私の思いがこもった辻説法の道具が若き政治家に引き継がれることを歓迎してました。

実は引き継がれるのは2代目の道具です。初代は使い込んだ結果故障してしまいました。

小谷英次郎さんも突如小田原に舞い降り政治の道を歩み出しました。

鳥取の老舗の和菓子屋さんの生まれですが大学に入るとともに家出したようなものです。

これまでに世界160か国を放浪したというのですから筋金入りです。

バーのマスターも経験したのちに小田原高校の教師に転身した変わり種です。

小田高は5年で去り自ら希望して定時制高校に移りそののち政治家へと舵を切りました。

早稲田大学の雄弁会出身ですので政治に関心があったのだと思います。

2019年の小田原市議選では3273票でトップ当選でした。鮮烈なデビューです。

3年余り市議活動した結果、現在の市政の刷新が必要だと改めて決意しました。

辻説法から始めたいと私の方に連絡があったというのがてん末です。

自民党に支えられた守屋市政に真っ向から反旗を翻すのはど根性が要ります。

辻説法に立つことは本人の決心がゆるぎないものか確認する場でもあります。

説法というと外に向かって言葉を発している印象がありますがそれは一面です。

自分に向かっても発しているのです。自分というより内なる自分と言った方が正確です。

内なる自分に語りかけていると言葉が自然と湧き出てくる瞬間があります。

頭で考えて出てくる言葉ではなく肚の内というか中から音が発せられてきます。

自ずと言葉は響きわたります。のども傷みません。本当に不思議です。

小谷さんも辻説法を重ね自分なりの境地を切り開いて欲しいと願ってます。

私が河野洋平さんに無謀な挑戦をした時の社会状況とはだいぶ様相が異なります。

SNSの発達が天地の違いです。私の頃はビラを撒くしか方法はありませんでした。

今は選挙法に違反しないよう注意すればSNSを通じて多彩な発信が可能となりました。

小谷さんの周囲には若い応援者が大勢いるとのことですので期待できます。

徒手空拳第2号ともいえる小谷英次郎さんの前途は明るいと確信します。