湯河原町の最恐女子町議へのエール
2日湯河原町町議の土屋由希子さんが駅頭で深々と頭を下げている姿をアップしました。
真鶴町議選の選挙応援で有権者名簿の写真を撮影したことが発覚したことへの謝罪です。
私の過去のある体験が蘇ってきました。1996年10月21日の小田急線開成駅頭です。
前日開票された衆議院選挙で私は敗れ早朝お詫びの挨拶をするため駅に立ちました。
相手は自民党総裁を務めた河野洋平さんでした。10万5千に対し5万9千。
他の候補もいましたので徒手空拳の新人としては大善戦と言われました。
生意気で自信過剰な私は結果に満足できないまま駅頭に足を運びました。
見ず知らずの多くの方々からよく頑張ったと声援を送られて戸惑いました。
実力不足も知らずにもっと票を取れたなど思い違いをしていた自分が恥ずかしくなりました。
途中で頭を上げることができずにひたすらお詫びをし続けました。
私の人生の上である意味では原点として心に刻まれた数時間でした。
土屋町議も当時の私と多少かぶるところがあるのではないかと思います。
真鶴町の選挙応援のためとはいえ有権者名簿を写真で撮った事実は重大です。
土屋町議も痛恨事だと思っているはずです。全面的に謝罪する文章を発表してます。
動画でもお詫びしてます。自分のふがいなさに涙する場面もありました。
土屋町議は2020年の町議選で断トツのトップ当選をしてから怒濤の進撃でした。
町税の滞納者リストの議員への公開問題では議会と町が防戦に追われた感があります。
攻め続けている最恐女子町議に不祥事が発覚してしまいました。痛手です。
私が尊敬する野中広務元官房長官は「闘うならわきをしめろ」とよく話してました。
土屋町議はわきが甘かったことは否めません。反省が必要です。
わきの甘さを生じさせた背景にはどこかにおごりが潜んでいた可能性があります。
とことん反省し今後に活かして欲しいと切望します。失点は取り返せます。
6日湯河原町議会の全員協議会で集中砲火を浴びたとの報告がアップされました。
議員活動継続も表明しました。散々思い悩んだ末の結論だと思います。
土屋議員がどのような判断を下そうとも応援する気持ちは微動だにしません。
土屋町議は神奈川県西部地域の地域政治を一新する力量を有してます。
能力を開花させるための試練が今度の不祥事だと捉えています。
頑張れ、勇気を出せとエールを送ります。もうひとつ不可能なことに挑戦しろと付け加えます。
早速9日には助産院の湯河原誘致を実現するために冨田町長と面談しました。
湯河原町のため再び行動開始しました。わくわくさせるような活動を期待します。