二宮尊徳を現代に蘇らそう。
二宮尊徳の生家は、小田原市栢山にあります。尊徳が生きた江戸時代末期は、飢饉が相次ぐ困難な時代でした。
至誠、勤労、分度、推譲の4つの原則を基本に地域再生を全国各地でやり遂げました。理論だけではなく実践の人でした。
栢山に住む小田原市会議員の小澤峯雄さんから二宮尊徳を蘇らす取り組みをしましょうと呼びかけがありました。昨日、中心メンバーで話し合いました。
名前は「あしがら平野一円塾」、来年1月下旬に発足させることにしました。一円というのは自然は循環しているという尊徳の思想、一円融合から取りました。
未来を担う子供達に尊徳の教えを活動を通じて伝えていきます。ボーイスカウトやガールスカウトと協力し合って植樹活動を行うことを計画しています。
二宮尊徳といえば酒匂川の土手に松を植えて水防に尽くした方です。様々な防災活動に協力していく活動も進めることにしました。
小田原や足柄地域で道徳的に優れた経済活動をしていく経済人を応援したり、農業振興のお手伝いも手がけようと話し合いました。
二宮尊徳の教えを建学の精神としていて開成町にある県立吉田島農林高校(現在の吉田島総合高校)とも連携をとっていくことにしました。
尊徳の四つの原則は、真心を大切に、真面目に行動、欲に溺れない、分かち合うということだと思います。この教えを活かして活動していきます。