立憲民主党の神奈川県連の代表が阿部知子さんから青柳陽一郎さんに交代しました。

65票対50票。青柳新代表は接戦と語ってました。私には予想以上の大差に思えました。

当初は無投票で阿部さんの再選という観測記事が出ていた状況で青柳さんの勝利です。

阿部さんを交代させようという水面下のうごめきが活発だったのは間違いありません。

7月の参院選が分裂選挙となり阿部さんは当選した女性議員支援の中心でした。

落選した元県議を支援したグループには怨念が渦巻いていたはずです。

しかし恨みを晴らすような動きだけで勝利をもぎ取れるとは到底思えません。

阿部さんの県連運営に対し刷新を求める声が根強くあったと思います。

怨念と刷新を期待するエネルギーが掛け合わされ逆転劇につながったと見ます。

阿部さんは立民神奈川の初代代表でした。退くことは転換を印象付けました。

代表選のさなか立民神奈川県連内のパワハラやマタハラの告発が相次ぎました。

2人の女性県議、ひとりの女性横浜市議、ひとりの女性逗子市議が当事者です。

この時期に表ざたにしたのはうやむやにされてはたまらないという覚悟の行動です。

代表選挙中に阿部さんはむろんのこと青柳さんも重大な事案と考えると明言しました。

一連の不祥事に関わる動きは阿部さんに有利に作用するものと見てました。

しかし結果は上記の通りです。この騒動がなければもっと差は開いた可能性が高いです。

青柳新体制は発足当初から難問を抱えました。パワハラ、マタハラ問題は根が深そうです。

あたかも岸田政権と自民党が難儀している旧統一教会問題のようです。

表面化している問題以外にも同種のハラスメントがあった可能性も否定できません。

青柳新代表は第3者委員会を設け調査を約束しました。あいまいにはできなくなりました。

厳格に調査すればするほど自らの首を締める危険性と裏腹という覚悟が必要です。

統一地方選挙が迫ってます。女性議員の発掘に立民も取り組むのは当然です。

パワハラ、マタハラ問題は女性議員の擁立に障害になりかねません。

女性議員を盛り立てる方向性を打ち出さないと不信感は払しょくできません。

立民神奈川県連として各種ハラスメントを防止する厳格なルールを明示することは当然です。

それに加え県連独自の女性議員を発掘し活動を支える仕組みをつくるべきです。

政治家志望の女性向けのセミナーや選挙の手ほどき指南とか考えられます。

代表の座を退いた阿部さんが新たな仕組みづくりの先頭に立って欲しいです。

立民神奈川の草創期を支えた顔であり女性議員の先輩である者として使命だと思うからです。