安倍元総理の国葬が行われました。賛否は鋭く対立したままで国民の間に分断を招きました。

岸田総理は検証すると言ってます。議論は来月の臨時国会に持ち越されます。

式典が無事終了したため反対世論は一定程度の収束傾向を見せるでしょう。

しかし国葬費用が巨額なこともあり日本人が得意とする水に流すとまでは行きません。

なにより分断を招いてしまったことへの岸田総理の責任問題があります。

岸田総理が国民に明確に謝罪しない限り反対世論は根強く残ると思います。

「ショックドクトリン」という用語があります。カナダのジャーナリストの著書の題名です。

戦争や大災害といった危機的状態に便乗して利益を追及する市場原理主義を批判する内容です。

安倍元総理の銃殺という異常事態が発生しました。国民は衝撃を受けました。

岸田総理は便乗して保守層を取り込もうとしたのではないかとの疑念が消えません。

「ショックドクトリン」と重なるのです。不純な欲望を天は見逃しませんでした。

安倍元総理銃殺事件が旧統一教会と自民党との闇を暴く端緒となりました。

国権の最高機関の国会と協議なしに国葬が決まった異様さは否定できません。

しかし世論と招待者が参列するかは別個の問題です。欠席者は野党の国会議員など少数でした。

世論と招待者の行動にはかい離がありました。招待を拒否するには心理的抵抗が強いのです。

特に地方自治体の招待者の心理をそのように読み解きます。国への形を変えた忖度です。

国と地方との間ではある種の上下関係的心理が働きます。逆らうのはハードルが高いです。

国葬のような式典は特にそうです。反対世論はあっても死を悼むのは当然と思うからです。

自分が当事者だったらどう振る舞ったか考えました。悩んだと思います。

結論は欠席です。決定打は安倍元総理が森友事件で自殺者を出していることです。

2017年2月の安倍元総理の国会答弁が引き金になったとの見方が根強くあります。

安倍元総理は自分や昭恵夫人が関係しているなら総理や国会議員を辞めると明言しました。

財務当局がこの答弁を受けて尻拭いし公文書の改ざんに至ったとの疑惑です。

自殺者の妻は今月16日に財務省の当時の責任者らを東京地検に刑事告発しました。

安倍元総理の死も痛ましいですが財務省職員の死も負けず劣らず痛ましいです。

改ざんを迫られ良心の呵責に苛まされて自死を選んだとしか思えないからです。

政府のトップは安倍元総理です。安倍元総理に一定の責任があると考えるのは当然です。

国葬に遇せられるのは私の正義感に合いません。参列しないいちばんの理由です。