足柄上地域版のタウン紙に開成町の役場庁舎が建築賞を受賞したとの記事が掲載されました。

「第64回神奈川建築コンクールの表彰式が11月15日に横浜市の神奈川県民ホールで開かれ、住宅以外の建築が対象の『一般建築物部門』で開成町庁舎が最優秀賞を受賞した。」

府川町長のコメントです。

「国内初のZEB(ゼロエネルギービル)認証庁舎として、整備を進めてきた中で受賞できたことは大変光栄なこと。今回の受賞を機に、更に多くの方に開成町を知ってもらいたい」

違和感を覚えました。このご時世に建築賞をもらうような役場庁舎は喝!です。

美術館や博物館ではありません。デザインに凝るのは建設会社の利潤になるだけです。

災害に強い簡素で堅固な庁舎が小さな町の役場庁舎に相応しいです。

9月議会で町長室は狭いとある議員が町長のちょうちん持ちの質問をしました。

嗤(わら)いました。町長室が小さかろうと建物が御殿のようでは意味がありません。

ゼロエネルギー庁舎であることを喧伝してます。これ自体は挑戦でした。

しかし大切なことは過大な施設としないことが節約の第一だということです。

必要以上に巨大な施設を建てゼロエネルギーだと胸を張るのは自己矛盾です。

建設の過程で過大な二酸化炭素を排出している訳で脱炭素に逆行です。

借金で建てたという事実を忘れてはいけません。67億円の一般会計の町で30億の借金です。

防災拠点にするというのが庁舎建設の大義でした。庁舎だけで防災に強い町にはなりません。

府川町長は建築賞受賞を契機に開成町の名前を知ってもらうと語ってますがピント外れです。

役場庁舎の建築賞受賞で名前を知ってもらうなんて恥という感覚が時代に合った感性です。

名前を知ってもらいたいなら役場庁舎を建てたという感覚を一切捨てることです。

役場職員だけの御殿をたてて防災拠点だから許されると考えるのはごう慢です。

役場庁舎という名の複合施設ができたと考えれば斬新な発想となり賞に値します。

いっそのこと全国に先駆けて「役場」とい呼び名も止めたらどうかと思います。

役所が偉いというお上意識を取り除くためにも名前から変えるのは一考に値します。

誰もが利用できる役場庁舎をイメージできる愛称を広く募集したらどうでしょうか。

ホールはギャラリー、音楽コンサート、フリーマーケットなど活用法はあまたあります。

立派な議場も議員達だけのものではなく様々な講演会や学習会に活用ができます。

子どもたちの利用が進めば「役場」イメージは急速に薄れると思います。

全国に例のない徹底的な庁舎の利活用を通じ開成町の名を発信して欲しいです。