神奈川県開成町、山神新町政への期待

地域のニュースを知るのはタウン紙がいちばんです。
地方紙よりもきめ細かで身近な話題が満載です。
わが地域版の「タウンニュース」元旦号を見ました。

一面左肩に山神裕さんの政見が載ってました。
山神さんは5月から開成町長への就任が確実です。
現職の府川町長が出馬断念したため対抗馬はいません。
元旦号の一面で他の政治家の政見はありません。
早くも地域の政治家の堂々たる代表選手です。

山神さんはグローバル金融機関出身者です。
民間企業の発想を存分に活かせる体験を積んでます。
タウン紙で「公民連携」を訴えていました。
日本全国の地方自治体、ここに賭けるしかありません。
財政難を乗り越える究極の一手です。

山神さんに期待がかかる分野です。
「まちづくり公社」の創設を検討していると述べてます。
民間企業の発想を取り入れて町役場でできない挑戦を期待します。
公共性と効率性のバランスを取ることが大切ですが、半官半民は危険です。
責任の所在があいまいになり成果を出せない可能性があるからです。
基本は民間企業の発想で公共が側面から支えるかたちが望ましいと思います。

率直に先立つものが必要と述べてます。
財源確保に全力ということです。
ふるさと納税や企業誘致に取り組むと書いてあります。
企業誘致は一朝一夕に行かないですがふるさと納税はやり方次第です。
山神さんは何らかのアイデアを持っているのでしょう。
手っ取り早い財源確保の手段です。

返礼品に工夫を凝らし地域の企業や産業を応援して欲しいです。
富士フイルムの化粧品やクレシアの高級ティッシュ。
再生なった瀬戸酒造のお酒も狙い目です。
生産量が確保できるのならば弥一芋も考えられます。
飲食店組合と連携し数量限定で高級お弁当やおせちもありだと思います。
私があれこれ口出すまでもありません。
地域の産業おこしとセットであればなんでも結構です。

企業版のふるさと納税もあります。
納税する企業のメリットを出すことが成否を握ってます。
おねだりで納税してもらう態度は旧態然です。
企業と町双方がウィンウィンになることが大切だと思います。

山神さんは町のために汗かく営業マンになると宣言してます。
いわゆるトップセールスです。
府川町長に最も欠けている姿勢です。
有言実行。ダッシュをかけて欲しいです。
期待感のある時期に一気に走るのは理に適ってます。
最初は多少の失敗は許されるからです。
3か月で山神町政の基本姿勢をアピールして欲しいです。