神奈川県湯河原町、女性町長誕生に期待
今年は統一地方選挙の年です。
私の最大の最大の関心事は湯河原町長選挙です。
歴史ある温泉町で画期となる選挙が展開されると見てます。
現職の冨田幸宏町長は5選を目指して出馬表明。
保守系の支持基盤を背後に持ってます。
これに対し新人女性町議が戦いを挑むかどうか。
3年前の町議選で断トツのトップ当選を果たした土屋由希子町議です。
私は出馬すると確信してます。
土屋さんが当選すれば神奈川県西部では初の女性首長です。
女性ということはひとつの側面に過ぎません。
孤立無援状態にある中で出馬に踏み切るならその勇気に敬意を表します。
土屋さんは町税滞納者リストを議会の秘密会で開示する慣習を糾弾しました。
議会側は懲罰に踏み切りました。
土屋さんは処分の不当を訴え訴訟を起こし来月1日に一審判決が出ます。
土屋さんが出馬表明しないのは裁判があるとにらんでます。
常識的に見て土屋さん側の勝訴は固いです。
判決が出れば出馬表明すると思います。
2か月間の超短期決戦となります。
土屋さんは40歳でふたりの子供をもつお母さんです。
半端な肝っ玉母さんではありません。
忖度なしにダメなものはダメと言い切ります。
この気質に私はほれぼれしています。
男性の政治家が大人しくなっている中で異彩を放ってます。
叩かれてもめげません。
地方自治体の運営は極めて困難な状況下にあります。
人口減少、少子高齢化はとどまるところを知りません。
湯河原町も同じです。
土屋さんはチラシ最新号で出生数の減少に警告を発してます。
毎年100人に満たない状況が続いてます。
0歳から4歳の人口は2011年から10年で800人から半減です。
冨田町長に対し本気でやる気があるのと素朴な疑問をぶつけてます。
土屋さんは具体の提言もあります。
仲間たちと助産院開設プロジェクトを立ち上げました。
助産師が見つかり物件を探しているところだということです。
口だけでなく現実を動かそうと行動してます。
町内にひとつしかない民間の屋内プール施設が閉館の危機にあります。
この問題に対しても土屋さんはすぐに行動しました。
官民で協力し合って存続できないか調査活動をしています。
土屋さんが町長になれば具体案が期待できます。
湯河原町議会は12月議会でボーナスのアップを可決しました。
財政難の中でのお手盛りです。
反対は土屋さんら3人で賛成は9人でした。
土屋さんの怒りは発火寸前です。
そのマグマは町長選で大爆発となる予感がします。