35回目のあじさい祭りへの期待


28日開成町岡野のあじさい農道のあじさいに肥料やりをしました。
あしがら平野一円塾でこの地域のあじさいの管理を担当してます。
コロナ禍の3年間管理は行き届きませんでした。
200メートル近くあり枝葉が不ぞろいになってしまいました。
今年は心機一転美しい花を咲かそうと気合を入れてます。


あじさいは丈夫ですぐに大きくなってしまいます。
せん定が適切でないと葉ばかりになり花も小さくなります。
冬のうちに施肥も必要です。
素人ながらできる限りの手を打とうと思ってます。

開成町の花はあじさいです。1978年に決めました。
あじさい祭りは1988年に始まりました。今年は35回目です。
当時の町長は山神輝(あきら)さんです。
山神さんの決断は大きく花開き一大イベントとなりました。

今年4月の町長選挙で息子さんの山神裕さんが町長選に出ます。
現職の府川町長は早々に不出馬宣言し無投票当選が確実です。
父親の輝さんが始めた祭りを引き継ぐことになります。

あじさい祭りは私の町長時代に変ぼうを遂げました。
元NHK記者の経歴を活かし徹底的にメディア発信しました。
認知度は格段に上がり常に20万人を超えるイベントに成長しました。
コロナも落ち着きそうで今年は再出発の年です。
山神新町長ならではの発想を随所に盛り込んで町の名を発信して欲しいです。

私は田んぼのあぜ道に咲き誇るあじさいを売りにしました。
景観そのものを前面に出したわけです。
もはやマンネリです。新たな発想が不可欠です。
当時はSDGsという言葉はありませんでした。
脱炭素も今ほど緊急課題とは認識されていませんでした。
祭り全体を地球環境の保全のアピールの場としてデザインするのも一案かと思います。

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻は長期化必至です。
ウクライナに平和を祭りの趣旨のひとつに掲げるのもありだと思います。
あじさいは花びらが微妙に違っていて全体としては調和がとれてます。
種類も豊富で原産地も多岐にわたってます。
多様性と調和のシンボルの花と言えます。平和を訴えるにはもってこいです。

コロナ禍でエンタメ業界は大打撃でした。
アマチュアの各グループも発表の場を失いました。
野外ステージを存分に活かして欲しいです。
清々と音楽を響かせる場として田園空間は最適です。

35回目のあじさい祭りは山神新町政の最初の一大イベントです。
鮮烈な印象を内外に発信する場として大いに活用することを楽しみにしてます。