小川淳也”総理”と小谷英次郎”小田原市長”のトークショー


25日小田原の駅ビルで小谷英次郎小田原市議のイベントがありました。
立憲民主党の小川淳也衆院議員がゲストでした。
まず小川さんが日本の政治状況について話しました。
2009年9月から2012年12月までの民主党政権について触れました。

民主党政権への期待感は極めて高かったです。
2009年8月の衆議院選挙の投票率は69%です。
期待感は失望感の大きさとなって跳ね返りました。
その後投票率は下がり有権者は政治にそっぽを向いてしまいました。

小川さんは自民党のしたたかさをに舌を巻いてました。
学ぶべき点もあるとまで述べていました。
民主党政権ができた当初旧自治省出身の小川さんは総務省の政務官となりました。
野党体質が強く官僚を敵としてみる傾向が強くありました。
政権が挫折する要因だったと分析していました。


続いて小谷さんが小田原市政について話しました。
2023年度の新年度予算案に反対したということです。
理由が不透明で無駄遣いとしか思えない予算がついていると憤慨してました。
駅にほど近い国有地2.5ヘクタールの開発事業です。
5500万円のコンサル業者への委託料が盛り込まれてます。
丸投げで構想を練るやり方に猛反発でした。

国が推進しているデジタル革命と脱炭素を看板にした宅地開発事業です。
守屋市長は全国のモデルとなる街区にしようと狙ってます。
面積が狭過ぎモデルとはなりにくいし民間が行うべき事業ではないかという主張です。
巨額な土地取得の費用が見込まれ開発事業費も別にかかります。
デジタルとグリーンのお題目に惑わされてはいけないという考えだと理解しました。
予算案に反対することは守屋市政と全面対立となります。
小谷さんのほかに2人が同調し共産党議員と合わせて6人が反対だったということです。
19人が賛成し予算案は成立しましたが今後論争は激しくなるでしょう。

ふたりの話を受けて短い時間ですがトークショーを行い司会をしました。
小川さんには自民党のしたたかさに囚われないでほしいと注文をつけました。
青いと言われようとも正々堂々と正論をぶつけて欲しいです。
小谷さんには元高校教師の経験を活かし教育の充実に期待をかけています。
教師になるなら小田原でと言われるような地域を創って欲しいです。

最後に2人に競争を呼びかけました。
小川さんが総理になるのが早いか小谷さんが小田原市長になるのが早いかです。
9 0人ほどいた客席が最も湧いた一瞬でした。