続・開成町初の女性自治会長からグローバル町議へ
おとといのブログで開成町議選に出馬する清水友紀さんを話題にしました。
「開成町初の女性自治会長からグローバル町議へ」とタイトルをつけました。
ご本人を驚かせてしまいました。
大上段に振りかざしたような見出しで目を白黒させてしまったようです。
期待が大きいことの証しですからと釈明し許してもらいました。
大きな間違いをしてしまいました。
清水さんはアメリカの芸術大学を卒業しヨーロッパでも生活されました。
グローバルな視野を持ち合わせているのは間違いないです。
しかし世界に羽ばたいてグローバルな事業を起こそうというのではありません。
地域に密着した活動を積み重ねていきたいとして町議に出る訳です。
実際にやることはグローバルではなくローカル丸出しなのです。
グローカルという言葉をご存知でしょうか。
グローバルな視野を持って地域に根差した様々な活動を行うことです。
清水さんはグローバルではなくグローカルな地域政治家としての期待が高いのです。
かやぶき屋根の古民家で外国人観光客向けのガイドボランティアは一例です。
6月にはあじさい祭りがあります。
この祭りを世界の中の開成町という視点で眺めたことはありません。
私の町長時代、世界の箱根との連携を打ち出しました。
意欲満々の職員を箱根に研修に向かわせたりました。
しかし箱根を訪れる外国人観光客との交流までは進みませんでした。
清水さんのようなキャリアを持つ方が町議になれば新たな提案が出てくるはずです。
外国人に向けてどんな発信をすれば良いかについて発想が違うはずです。
町長に外資系銀行勤務経験のある山神裕さんが座るのも最適なタイミングです。
山神町長と清水さんが英語でやり取りして動画配信もあり得るのではないでしょうか。
町と議会がタイアップして開成町を売り出すとしたら新機軸です。
慣例にとらわれず検討して欲しいです。
今月1日と2日瀬戸屋敷で開催された「#ミズマモル258」は好企画でした。
治水からマイクロプラスチックまで水に関わる環境問題を取り上げていました。
中心メンバーは全員が開成町への移住者であることを書きました。
外の視点を持つ方々と協働していくことが斬新な発想を取り入れることにつながります。
清水さんも厚木出身で海外からの移住者です。
帰国子女ならぬ帰国お姉さまでしょうか。
このようなキャリアを持つ町議が誕生するチャンスを活かさない手はありません。
新たな息吹を吹き込むチャンスです。