町議選公約が”開成町から日本再生!”
昨今地域政治の未来を拓くと思わせる政治家、女性が圧倒的です。
日本男児どうしたと焦りにも似た気持ちがあります。
特に若いのに年寄りじみた言動が目立つのが気になって仕方ありません。
現状を打開する気概がなく体制の中でうまく立ち回ろうとするのです。
暗たんたる気持ちが募っている時、稲妻が走った気分にさせられました。
23日の開成町議選に出馬する山下純夫さんのパンフレットを見た時の印象です。
開成町から日本を再生!がタイトルでした。
大上段と一瞬思いましたが山下さんならやりかねないとニヤリとしました。
山下さんとは旧知です。
町内の中家村という自治会で会社勤務の傍ら活発に地域活動に取り組んでます。
58歳の現役バリバリで行動的。ずけずけものを言う方です。
熊本の天草出身で九州男児です。
奥さんの実家が開成町であることから移住しました。
これまでの地域活動を土台に日本を再生しようというのですからあっぱれです。
町村議員で日本再生を目標に掲げる人はまずいないです。
「住みよい地域を創ろう」「子供たちにやさしい町を」。
こんな当たり障りのない目標を掲げることが多いと思います。
山下さんは違いました。
はったり、大風呂敷と言われようと大胆に大きな目標を打ち上げたのです。
この決断を見ただけでこの男はただ者ではない、何かをやってくれると思いました。
3世代同居・近居、民間の産婦人科・小児科誘致を掲げました。
「子育てタウン開成」を訴えてます。
子供の数が多く人口が増えている開成町の活力を継続するためです。
開成町議会に刺激を与えてくれそうな予感がして楽しみでなりません。
山下さんのような人材が議員になることによりまず議会内の議論が活性化します。
多少の批判はものともせずにあるべき姿を堂々と述べるからです。
良い意味で空気を読まず議論を仕掛けることができる人材です。
議会でこうした熱い議論が交わされるのは好ましい傾向です。
議会からの政策提言を行う促進剤となるからです。
日本の地方自治の現場は圧倒的に行政優位です。
行政と議会はまちづくりの車の両輪と言われますが実態は全く違うのです。
議会が能力を高め行政に提言できるようになることが求められてます。
少子高齢化、人口減少、地球環境保全、財政難…。
超難問に直面しているのです。
行政も議会もともに立ち向かわなくては問題解決はできません。
議会に新たな血が不可欠です。
山下さんは議会改革の申し子だと思います。