市民手づくりの大口河川敷パークゴルフ場
足柄平野を流れる酒匂川、西丹沢の山並みから足柄平野に出てくるところで大きく曲がっています。治水のためです。曲げて水の流れを緩やかにしています。
地名は、大口。1707年の富士山の噴火の際には、噴火の砂が堆積し河川が切れて大洪水になりました。復旧に19年かかりました。
現在は、土手も強化されて河川敷にはスポーツ広場ができています。その広場の一角にパークゴル場が今年の10月にオープンしました。
大口河川敷パークゴルフ場。名前はちょっと硬い感じがします。しかし開設に至るまでの道のりには、とても熱い男たちのドラマがあります。
パークゴルフは、大きなヘッドのクラブで大きなボールを転がすスポーツです。高齢者を中心に人気で足柄地域で5ヶ所出来ています。
南足柄市を退職した副市長と近所にある土建業の社長が手作りでパークゴル場の開設に取り組みました。他の4ヶ所は行政で造りました。
30人近くでNPOを立ち上げました。金太郎リバーサイド倶楽部。手弁当で土木工事を行いました。18ホールのパークゴル場の管理運営を行っています。
昨晩NPOの忘年会がクラブハウスでありました。クラブハウスは近くにある会社の好意でほぼ無償で借りています。
オープンしたばかりでまだ知られていないので入場者が一日2、30人と少ないのが悩みの種です。これからいかに宣伝するかが勝負です。
開成町のかやぶき屋根の古民家瀬戸屋敷のすぐそばです。瀬戸屋敷のひな祭りやあじさい祭りに合わせてイベントを仕掛けて宣伝しましょうと提案しました。