湯河原町長選挙、土屋由希子さん本日最後の集会

湯河原町長選挙が迫ってきました。
12日立候補予定者の公開討論会が行われました。
5選を目指す冨田幸宏町長、真っ向勝負の土屋由希子元町議が参加しました。
動画配信で視聴しました。
町政継続かチェンジか、両者の違いはまずまず鮮明になりました。

冒頭主催者の小田原青年会議所を代表しての挨拶がありました。
66代理事長の田中雅久さんです。
挨拶は長めでしたが中身は一本筋が通ってました。
この日のMVPは田中理事長だと思いました。
聞き取りやすく内容も素晴らしかったです。
あっぱれです。

未来をあきらめてはいけない。行動しなければならないと熱く語ってました。
行動とは投票に行くことです。
地域の状況が悪くなった責任を人のせいにしてはいけない。
自分が投票に行かなかったことに原因があることを自覚しなければいけない。
今回の湯河原町長選挙の意義を余すことなく訴えていたと思います。
田中さんが候補者ならばいちおしの印象を与えたのではないでしょうか。
政治家を選択肢として考えて欲しい人材です。

画面からうかがえる冨田町長の落ち着きのなさが気になりました。
現職なのですから堂々としていてもよさそうです。
理事長挨拶の時も盛んに書類に目を落としていました。
説明も長く話を難しくし過ぎるように感じました。

土屋さんのほうが緊張感はあるものの落ち着いているように感じました。
冒頭で主催者らにきちんと感謝の言葉を述べ話し始めてました。
子育て支援と子どもの教育にこだわるとの結論がはっきりしてました。
財源がからむ説明でも答えは単刀直入でした。
助産院は民間主導で作ろうとしていてたいしておカネはかからないと断言してました。

冨田町長は多選が気になっているようです。
みずから長いという意見が町民の中にあることを認めていました。
それでももう1期務めさせてもらいたいと訴えていました。
庁舎建設や学校の統廃合という大きな課題に道筋をつけたいとのことです。

土屋さんはズバリ切り込んでいました。
譲ろうという気持ちはないのですかと。
若い世代がリーダーに就き町を変える時であるという強い意志の現れです。
湯河原が変わりにくい体質であることを痛いほど感じているからです。
町長になれば変えられるとの思いです。

土屋さんは本日10時より防災コミュニティーセンターで集会です。
ミニ集会を重ね10回目最後の締めくくりです。
ひとりでも多くの方に参加いただき土屋さんの情熱を感じて欲しいです。