南足柄市長選も湯河原町長選もどぶ板効果


開成町のお隣南足柄市長選の応援に行きました。
4期目を目指す加藤修平市長に真っ向勝負の新人候補笠井進さんです。
街頭演説で74歳対58歳の戦いを強調しました。
後期高齢者目前で市長を譲らないのが不思議です。
体力は衰え思考力だって鈍ります。

本日開成町長選挙で無投票で56歳の山神裕町長が誕生します。
松田町の本山博幸町長は53歳で町をぐいぐいけん引してます。
中井町の戸村裕司町長は54歳です。

私が開成町長に就いたのは42歳の時です。
若造を町長に座らせる選択を開成町民はしました。
不安感があったのは間違いないところです。
しかし私に挑戦の場を与えてくれたのです。
町民の決断が開成町を上昇気流に乗せる弾みになりました。

若さと行動力とよく言います。
若さの良いところは恐いもの知らずです。
前例のない挑戦を厭いません。
開成町は都市計画がしっかりしていました。
その土台の上に若い発想の斬新な挑戦が花開いたのです。

開成町ができたことを南足柄市ができない訳がありません。
南足柄市の方がはるかに地域資源を持ってます。
世代交代を果たし挑戦する環境を整えないと衰退する一方だと見ています。
遠からず人口は4万人を割り込みそうです。
大胆な長期計画を立て反転攻勢が必須です。
若くなければできません。74歳では無理です。

もうひとつ民間の発想が不可欠です。
加藤市長は市役所一本です。
お役所体質から脱却したくてもできません。
民間人の出番です。
役人が首長なのは近隣では南足柄市だけです。
この状況を考えても交代の時機到来です。

南足柄市長選挙と湯河原町長選挙は状況がかぶります。
多選の現職に新人が激突です。
新人はスキャンダルを攻め立てられています。
それに対しどぶ板選挙で対抗です。
湯河原町の土屋由希子さんの方はSNS発信も活発です。
現職の陣営はいずれも圧勝だと確信を持ってます。

両地域とも4年前の選挙で現職は新人候補に迫られています。
南足柄市は1200票差、湯河原は1300票差です。
ただし投票率は悪いです。
南足柄は57%湯河原は49%です。
投票率が少し上がり新人に票が流れただけで現職は危うくなります。

私は新人候補の街頭活動に同行してます。
反応を見ると両新人候補がコツコツと足を棒にした効果が出ています。
現職が圧勝なんてことは断じてあり得ません。
投票率が全てを決するように見てます。
投票率が上がれば現職陣営の圧勝予測は幻想だったことがわかるでしょう。