地域おこしは、みんなで前進が大切です。
15日、二宮町で「かながわ朝市ネットワーク」のシンポジウムがありパネリストとして参加しました。テーマは、「地域ブランドづくりと朝市」でした。
美味しい地元食材で地域おこしとサブタイトルもついていました。二宮のみかんや落花生、サバのお寿司などをつまみながら意見交換が進みました。
参加者は、二宮町が購入した広さおよそ一万坪の東大の果樹園の跡地周辺を散歩して町を見たあとシンポジウムの会場へと足を運びました。
関係者も入れて30人ほどでした。地元二宮の人は少なく、横浜や寒川町からの参加者が目立ちました。地元との交流会とはならずちょっと残念でした。
主催者の神保智子さんは、町づくりのミニコミ、「しお風つうしん」をネットで発信されてます。700号を超えています。
内容がしっかりしていていつも感心しています。神保さんは、地域おこしの分野で内閣総理大臣賞や神奈川新聞から表彰を受けています。
自力がありますので一人で何でもこなします。シンポジウムの中でも神保さんの存在が二宮のブランドだという意見も出たほどです。
でも地元の皆さんと一体となって進めないと大きなうねりにはなりません。宇宙人が空飛ぶ円盤に乗ってやってきたみたいな感じで孤立してしまいます。
私もアイデアが走る方ですので神保さんの気持ちはよくわかります。地元の皆さんに根を下ろした取り組みにすることを最優先に考えて欲しいです。
二宮町には東大の果樹園の跡地の利用方法を町民みんなで考えるという格好のテーマがあります。これが二宮町の地域おこしの最大の課題です。
ぶどう、なし、かき、りんご、みかん。いろいろな果樹があります。宿舎など古い建物もあります。利用方法はまっさらです。
4億5千万円の買い物です。大切に活用しなければバチが当たります。宇宙人神保さんが二宮の人になり切って、みんなで前進できるかどうかです。
開成町でも300年の古民家を4億4千万円かけて再生できました。本気になってやれば様々あつれきを突破することができます。頑張って欲しいです。