開成町の夢の図書館づくりを夢見て

日経新聞に地図記号の話題が日曜版に載ってました。
くわ畑が姿を消し老人ホームと図書館が加わるとなってました。
くわが必要な蚕農家は消えて増えたのが老人ホームと図書館ということです。

先日偶然テレビで石川県立図書館を目にしました。
書籍の円形劇場のようなデザインに圧倒されました。
きらびやかな図書宮殿です。

大きな図書館は威厳を帯びた静寂に包まれている場との印象が強かったです。
昨今は誰もが集いやすいよう工夫が凝らされてます。

神奈川県大和市の図書館はそうした図書館づくりの走りでした。
文化創造拠点と銘打っているところからもわかります。
ポップな感じの図書館もあります。神奈川県海老名市の図書館です。
TUTAYAが指定管理者で運営を請け負ってます。
1階は書店でもありカフェも併設されてます。

開成町には図書館がありません。町長時代、図書館づくりが夢でした。
小学校建設などの先行しなければならない事業がありかなえられませんでした。

新進気鋭の山神裕さんが町長に就任しました。
山神さんの政策パンフの最初は「私の図書館」となってます。
町民誰もが自分の図書館だと思えるようにとの願いが感じられます。
学習スペースの充実や憩いの場を設けたいとしてます。
山神町長得意の英語学習の場にもしたいようです。
賑わいと多世代交流も打ち出してます。

目標年次を決めて着実に実現を図って欲しいと願うばかりです。
図書館づくりに熱意を持った職員でチームを組んで欲しいです。
議会や町民からのアイデアを募ることも大切です。
みんなの力でプランをまとめていくことが「私の図書館」につながると思います。

課題はみっつあると思います。場所と財源、それとITです。
開成駅ちかに建設するとすれば駅から延びる駅前通り線の開発と整合性が必要です。
町役場近くに公共用地がありますのでそこにという選択肢もあります。
町民で話し合い合意を取り進めて欲しいです。

財源は頭の痛い問題だと思います。
神奈川県との協力の道を探ることと民間活力だと個人的には思います。
県と協力できる余地があればその分財源の補助が期待できます。
民間活用は海老名市を始め全国各地に参考事例はたくさんありそうです。

最後のIT機能の充実はまったなしです。
人材の確保と合わせこの分野をどう充実させるかは重要です。
元国際金融マンの山神さんの手腕に期待します。
開成町に夢のある図書館が一日も早くできる日が来ることを夢見てます。