小田急線開成駅前に開成サンプラザを!

大きなまちづくり事業を推進するのにふたつの要素があります。
ひとつは大風呂敷、もうひとつは腕っぷしです。

腕っぷしなき大風呂敷は妄想に過ぎません。
大風呂敷なき腕っぷしは開発至上主義です。
夢を抱かせる大風呂敷は民意をまとめる妙薬です。
腕っぷしがあることは事業実現への確信を住民に抱かせ不信感を消します。

私は大風呂敷が得意でした。
突拍子もない構想をぶち上げました。
富士フイルム先進研究所の誘致は誰も最初は信じませんでした。
密かにトップ交渉を進め自信を持った私はお構いなしに吹きまくりました。
地権者は半信半疑でした。

具体性があるとわかってきたら今度は力業で間髪入れず事業を進めなければなりません。
地権者も現実味を帯びてくると欲が出てきます。
地権者との交渉は厄介です。
盟友の職員に一切合切委ねました。後に副町長になった小澤均さんです。
富士フイルム先進研究所を突破口とする開発事業は大成功となりました。

開成町に山神裕新町政が誕生し小田急線開成駅周辺の開発事業推進が期待されてます。
大風呂敷と腕っぷしでどでかい事業推進を期待します。
事業費40億と見積もられている駅前街路の建設は小さな町には大事業です。
困難な課題だからこそ大ぶろしきを広げ町民を巻き込んで欲しいです。

子どもたちにも呼びかけ夢のある街路を提案してもらっても良いではないでしょうか。
山神町長は図書館を核にと言っているのですから子供のアイデア大切です。
図書館とセットで夢のある駅前を創る発想が大切です。

駅前に24時間スーパーがあります。新街路はスーパーのすぐ先です。
私の勝手な大風呂敷ですがこの際スーパーの街区も一緒に一体開発はどうでしょう。
高層化して低層階にスーパー中層階に図書館を入れ上層部は住居にできます。
ついでに駅舎もおしゃれにして駅ピアノも置ければ言うことなしです。

夢があれば小田急電鉄など民間資本も食指を動かすはずです。
東京・中野サンプラザが半世紀の歴史に幕を閉じます。
陽はまた昇ります。
開成で引き継いだらいかがでしょうか。

大企業を巻き込むには腕力というか腕っぷしが要ります。
スマートな山神町長にはいささか苦手な分野かもしれません。
強い味方がいます。
石井護副町長はこの手の大技向きです。
幹部職員にも肚が座っているのがいます。

石井副町長らの大立ち回りが駅前開発の決め手だと思います。
ちまちました発想でなく大きく打って出ましょう。
奮闘を期待します。

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