農業談義


7月1日はあじさいの枯れ花摘みボランティアの日でした。
毎年この時期に町より呼びかけがあります。
あじさい農道に8時前に集合し仲間と作業をしました。
管理場所は200メートルと長いです。


今年は頑張って手入れをしたので大きな花が咲きました。
1月に肥料を盛ったのが良かったです。


雨が強くなり作業は途中で終えました。
翌日晴れたので続きを行いました。

二宮尊徳の教えを学んで農業のお手伝いをしようとグループを立ち上げました。
2014年のことです。
活動のひとつとしてあじさい農道の里親となってます。

1日の作業の後近くの集会施設で今年度の活動を話し合いました。
小田原の兼業農家の方から意見がありました。
肥料の高騰に対応するため自前でたい肥を作っているというのです。

原料は山北町の丹沢湖に流れ着く流木です。
ダム管理事務所でチップ化して無料で配布しているとのことです。
これに米ぬかを入れて完熟たい肥にしています。
成分の分析までしてもらっていて良質だとのお墨付きを得てます。

管理しているあじさい農道に使用しようということになりました。
今年は油かすを入れましたが流木たい肥も場所を決めて試すことにしました。

小田原の梅農家の方から梅の剪定枝を使ってたい肥化できないかという意見が出ました。
流木の代わりにすればよいだけですので可能です。

南足柄市内にあるし尿処理場でたい肥を配布しているとの情報がありました。
汚泥を高温で処理したい肥として無料配布しているのです。
米ぬかではなくこのたい肥とブレンドすれば全て廃物利用のエコなたい肥ができます。
アイデアが次々と出て来るのに驚きました。まだ続きがありました。


小田原から山梨県道志村に引っ越し養蜂農家となった方からのプレゼントがありました。
小田原市国府津のレンゲをつかった蜂蜜です。
あしがら平野一円塾ブランドがついていました。
二宮尊徳のイラスト付きです。試しに作ってみたとのことでした。
一円塾のブランド品にできたらと夢は広がりました。

あしがら平野一円塾のメイン行事はキウイづくりの名人のお手伝いです。
南足柄市内山の小澤良行農園です。
11月12日の日曜日もぎ取り体験会をすることが決まりました。
今年も子供たちを招待することにしてます。
もぎ取ったキウイは大きさによって揃えブラシで磨くなど作業があります。
有志でお手伝いすることになりました。

農業の話しは盛り上がります。
魂が欲しているからでしょう。