駅・空港・街角ピアノにぞっこん

私にとってコロナの顕著な影響はテレビを見る時間が大幅に増えたことです。
NHKBS番組の良質さを初めて知ったと言っても過言でありません。
コロナ以前はせいぜいスポーツ番組を視る程度でした。

世界各国のニュース、世界のドキュメンタリーが日本語で視れるのは助かります。
岩合光昭さんのねこ歩きは微笑ましくて癒されます。
うっとりしながら見ている番組があります。
「駅・空港・街角ピアノ」です。
駅を始め人が集まる場所にピアノが置かれているまちづくり、うらやましいです。
地域の音楽だけでなく文化を感じさせる場となってます。

人気のピアニストのハラミちゃんがフランスの街角ピアノを探訪してました。
おしゃれな国らしい素敵な駅の一角にピアノが備え付けられてます。
街角からメジャーになったピアニストとハラミちゃんは交流してました。
自宅に居ながらにしてフランスにどっぷりつかった気分でした。

横浜の中心街にあるJR関内駅。
駅からマリナード商店街に通じる地下道があります。
広場の一角にピアノが置いてあります。
「街角ピアノ」の横浜篇で紹介してました。
ここは関内駅から伊勢佐木町に通じる通り道でもあります。
有隣堂本店に本の探訪に出かける私にもなじみのある場所です。


25日通ったらピアノの音がしました。
猛暑の午後の時間帯でした。
私より少し上の男性の方がピアノに向かっていました。
観客は少なかったですがベンチに座り耳を傾けていました。

開成町でもこんな場所があったら良いなと思えてなりませんでした。
小田急線開成駅はピアノを置く場所はありません。
新しい役場庁舎のロビーは広々としてますが職員が業務中にはひけません。
人通りや買い物客を考えれば駅周辺しかありません。

またもや開成サンプラザの妄想がちらつき出しました。
駅隣接地を再開発してピアノが置ける場所を見い出すのが自然です。
山神裕町長の手腕にすがりたい気分です。

神奈川県の西部地域の駅でピアノに似合いそうな感じがするのは小田急線秦野駅です。
改札近辺を工夫すればアップライトなら置けるように思います。
秦野市は文化施設が充実しています。
世界で活躍している若手指揮者の山田和樹さんの出身地です。
クラシック音楽となじみがあります。

秦野市は2025年が市制70周年です。
市の文化会館は大規模改修に入ると聞きました。
ホールでの音楽会ができないこのタイミングで駅ピアノはどうでしょうか。
高橋昌和市長に陳情します。