新人開成町議、議会だよりに物申すの巻

昨日開成町遺族会の平和の集いのことを書きました。
遺族会役員でもないのに会場の設営や片付けをしている人がいました。
開成町議の山下純夫さんです。

山下さんから「月間山下レポート」の最新号を受け取りました。
おもて面は補正予算の審議の内容などが書かれていて穏当でした。
うら面の見出しに目が奪われました。
「ギカイだより216号記事の選択は適切か?」。
新人町議が議会だよりの編集にダメ出しをしていました。
物議を…と心配しました。

山下さんに「さく裂ですね。」と声をかけたら涼しい顔でした。
論議を興したいのでしょう。確信犯です。

議会だよりは以下の通りです。
https://kaiseigikai.kanagawa.jp/global-data/news-letter/20230724091641717.pdf

山下さんは日曜議会の中身をもっと掘り下げるべきだと言っているのです。
山下さんは日曜議会に傍聴者が90人もあったことに注目してます。
住民の関心を呼んだ背景には何があるのかインタビューしたらどうかと述べてます。
記事に深みを出そうというのです。
優れた視点です。

日曜議会という本丸と向き合うべきというのが山下さんの意見だと受け止めました。
夏休みの議場開放という軽い話題がメインなのが気に入らないのだと思います。
硬派の山下さんの面目躍如です。
「次号についてはこの反省をいかした編集を心がけます。」と書いてありました。
聞きようによっては闘争宣言です。面白くなりました。

開成町9月議会は5日から始まります。
一般質問のトップバッターは前回に引き続き山下さんだと書いてありました。
ナマ山下を見ないと損ですよと促されている気がします。
足を運ばないといけません。

質問内容の骨子が書かれていました。
小田急線開成駅の乗降客数について質問するとのことです。
急行停車駅になったのに乗降客数の伸びが今ひとつという問題意識です。
コロナの影響がありますがそれで思考停止はいけないと提起してます。
目の付け所が鋭いです。

開成駅は40年以上の歳月をかけ誘致した駅でまちづくりのシンボルです。
乗降客数はまちづくりのバロメーターです。
伸び悩んでいるなら原因を探りテコ入れが必要です。
山下さんは民間の路線バスや町の循環バスのあり方にも関心を寄せてます。
山神町長と前向きで建設的なやり取りを期待します。
私の妄想の駅ピアノや開成サンプラザプランも頭の片隅に…。