岸田総理のウルトラ大博打

岸田内閣の支持率は危険水域の30%割れに近づいてます。
NHK調査では過去最低と並ぶ33%まで落ち込みました。
衆院の解散総選挙は到底無理です。

岸田政権のピークはサミットでのゼレンスキー訪日の時です。
サミット直後のゼレンスキー解散ができれば勝利を見込めました。
愚かな息子の振る舞いで思惑は吹き飛びました。

サプライズをもう一度起こし解散へとつなげる妙案はあるかです。
なければ岸田政権はじり貧となり来年9月の総裁再選は見通せません。
乾坤一擲(けんこんいってき)の策があります。
訪ロして戦争を止めさせることです。

私のアイデアではありません。
かつての政界の暴れん坊亀井静香さんの案です。
15日のお昼のテレ朝の番組に出演してました。亀井節がさく裂しました。
「今岸田がやることはロシアにいってプーチンと会って戦争を止めさせることだ。」
目を白黒させました。

常人ができないことをするのが本物の政治家です。
総理の首をかけ本当の本気になって行動すれば事態が動かないとも限りません。
遠くから針に糸を通すようなかすかなチャンスがあります。
岸田総理は今年いっぱいG7先進首脳国の議長を務めています。
立場を最大限に活かしプーチン大統領の暴虐を止めることに賭けるのです。

プーチン大統領は力の信奉者です。
政権存続の危機に陥らない限り聞く耳を持ちません。
ウクライナの反転攻勢でそうした状況になるとは考えられません。
別次元で対峙するしかありません。
柔道家のプーチン大統領を説得するには武道に手がかりありというのが持論です。

武道は、礼に始まり礼に終わります。
ロシアには先に手を出したという決定的な弱みがあります。
武道家にあるまじき行為だと言われるのは堪えるはずです。
プーチン大統領を話し合いのテーブルに着かせるかすかな可能性を感じます。

G7議長という座にいることは稀に見る幸運です。
先進国の代表という看板を背負えるからです。
岸田総理がまずゼレンスキー大統領、次いでバイデン大統領らを説得に回ります。
そしてプーチン大統領と直談判の大ばくちです。
一時的な休戦に持ち込めれば大成果です。

会談場所が問題です。
北方領土会談はどうでしょうか。
平和を創る島にするのです。

秋まで戦線は一進一退でしょう。秋が深まってからが動くチャンスです。
サミット議長の任期は今年いっぱい。
世紀のクリスマスプレゼントを運ぶサンタさんになる気はありませんか。
どうする岸田総理!。