“ショウヘイ・オオタニ”に休養を!

“ショウヘイ・オオタニ、右ひじじん帯損傷”。
野球に関心のある国々をこのニュースが駆け巡ったはずです。
とりわけMLBのアメリカと出身国の日本での衝撃波はメガ級です。

大谷選手は故障が明らかになった後もDHとして活躍を続けています。
人間技を超えています。
でも大谷選手も人の子です。
ハイタッチの時、右ひじをかばい左手をあげています。

この姿がテレビに映し出された時、稀勢の里が頭をよぎりました。
稀勢の里は2017年正月、横綱昇進した直後の場所で大けがを負いました。
右肩周辺がほとんど動かない状態でした。
千秋楽、事実上片手一本で優勝をもぎ取りました。

これぞサムライスピリット、大和魂!。場内は歓喜であふれました。
日本人横綱の勝利に座布団が飛び交いました。
稀勢の里はこの1回の優勝で伝説の人となりました。

代償は大きかったです。
けがの回復は思うに任せず早期に引退に追い込まれました。
もしあの時に直ちにけがの治療に専念したらと今でも思います。
稀勢の里はファンの期待に応えることを優先し土俵人生を短くしました。

翻って大谷選手はどうなのか気がかりです。
メジャーを代表する超人となりました。
投手で160キロを投げ超特大のホームランをかっ飛ばすのですから。
右ひじじん帯のけがは2度目でいちどメスを入れてます。

早めに休養を取り治療に専念をと願うばかりです。
トレーニング方法や体調管理方法が進化し選手生命は延びています。
大谷選手も選手としての時間軸を長く見て対応して欲しいです。

ロイヤルズのポストシーズン進出がなくなれば即休養です。
それ以前でも節目の数字を残したらスパッと休養に入って欲しいです。
ホームラン自己記録更新の47本とか。
シーズンタイトルにこだわらず判断願いたいです。
すでに投手で10勝している訳で文句なしの数字です。

大谷選手は今や代表的日本人です。
もっと大きな存在になる可能性十分です。
跳ぶ前にかがむ決断を待ってます。

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