箱根駅伝をきっかけに地域おこし
正月のスポーツの中の王様は箱根駅伝であることは間違いありません。テレビの視聴率は昨年より下回ったとは言え26、27パーセントです。
私のホームページになぜ箱根駅伝のことをブログに書かないのですかという質問がありました。地元の大きな、お正月イベントなのにということでした。
質問を受けてはっと気がつきました。箱根駅伝は、日本のお正月の年中行事と言える大きな催しです。しかし、地元イベントだとという意識はありません。
小田原の東海道の街道沿いのイベントという感覚です。小田原と足柄上地域は密接に結びついているのに意外に距離感があることに気づかされました。
おととしの1月2日は箱根駅伝のゴール地点で観戦しました。湯河原町が富田町長を先頭に湯河原みかんを配布してキャンペーンをしていました。
足柄下郡の湯河原町にとって箱根は、ともに日本を代表する温泉町で一体感があるのだと思いました。足柄上と下の違いだと感じました。
今後足柄上下を含めて小田原市とともに広域連携を盛んにしていくことは時代の要請です。小さな町が独自でやれることは限られてきています。
箱根駅伝を一つのきっかけにして広域連携で地域おこしをするのも一案だと思いました。お正月ですので新春の朝市が最適です。
箱根駅伝の行われる2日と3日、例えば小田原城の広場で朝市を開催し足柄上下の近隣市町の物産も販売するとかです。
小田原商工会議所が音頭取りすれば可能だと思います。駅伝を見に東海道にまで足を運んだ観客が帰りにふらりと朝市に立ち寄っていくイメージです。
小田原城の近隣には神社もありますので初詣もできます。小田原にもメリットがあり近隣市町との一体感も醸成できます。一挙両得だと思います。