ハイポニカ農法が切り開く未来の可能性

昨日のブログでどんぐり源さんからのお年玉がハイポニカ農法について書かれた本であったと紹介しました。ある方からメールが届きました。

つくば科学博覧会の時に勤務した女性の方からでした。博覧会でハイポニカ農法で育てられた1万3000個のトマトの巨木を見たと書かれていました。

「生命の本来の力のようなものを感じました。」と印象を語られています。おそらく衝撃を受けられたのでしょう。常識を突き破った植物だからです。

つくば科学博が1985年でしたから30年近く経っています。ハイポニカ農法は着実に根付いているようです。

技術開発した故野沢重雄さんが1953年に資本金125万円で設立した会社は、グループ全体で資本金9600万円で従業員は166人です。

どんぐり源さんは、順調に売上を伸ばしていることは農家の方もあまり言わないから外にあんまり広がらないのでしょうと苦笑いしてました。

ハイポニカ農法は土を使わずに水に酸素を送り込んで育てる方法です。放射能で土壌が汚染されている地域でも活用できるかもしれません。

技術も確立されて安定的な収穫が得られます。障害者や高齢者など弱い立場の方々にも就業の可能性を開くのではないかと期待が込められていました。

私も源さんからハイポニカ農法の話を伺った時、新たずいぶん前に話を聞いたことがあると思い出しました。魔法の農業みたいに思った記憶があります。

しかし、改めて見直してみると大きなる可能性があることがわかりました。場所を選びませんし、新たな農業の担い手を育てることができます。

トマトなどを育てるエネルギー源を自然エネルギーで調達できれば更に付加価値が上がると思います。ワクワクしてきました。調査を深めます。