元町幹部vs実力派落下傘、どちらが真鶴町長に相応しいか

たまげました。
横須賀市議の小林伸行さんの真鶴町長選挙挑戦のことです。
神奈川新聞に出てました。

リコール騒動で頓挫しましたが真鶴町は副町長の公募をしていました。
新聞記事に小林さんは応募していたと書いてありました。
前から真鶴町に関心を持っていたようです。

三浦半島から相模湾を越え真鶴半島へ飛び下りる選挙。
面白い挑戦かもしれないと思い直しました。
落下傘の先輩がいるからです。
近隣の熱海市の斎藤栄市長です。

斎藤市長は東京出身で国土庁出身の実力派です。
落下傘で熱海市長となり活性化させ5期目です。
小林さんは横須賀市議4期目で実力派です。

問題は真鶴町の混乱を収められる力量の持ち主かです。
分断を修復させないと何もできません。
安定させるには町長選で圧勝が必要です。
小林さんは現段階では見通すことは困難です。
町内の知名度がありません。

町幹部だった細田政広さんが既に出馬表明してます。
地域には精通してますし支援体制はできているはずです。
小林さんより先行し本命候補といって良いです。

リコールの住民投票が参考になります。
賛成が2208票で反対が1378票。
細田さんはリコール推進の動きが背景にあり賛成票の過半は流れると読めます。
反対票は固い松本前町長の票と見ることができます。

松本前町長辞職後の2021年12月の出直し選挙の結果も注目です。
松本前町長1493票で宇賀元町長1405票。
松本さんの票はリコール反対の票とほぼ重なります。
リコール賛成票は宇賀元町長の票に加え中間派の票が入った計算になります。

2021年の選挙では移住者の方が出馬し町政刷新を訴え809票とってます。
この票がリコール賛成に回ったと見て良いでしょう。

2020年松本前町長のデビュー選挙。
松本前町長2812票、宇賀元町長1673票。
投票率は66.84%。
出直し町長選62.2%、リコール住民投票59.40%に比べ大幅に高いです。
若きリーダーの登場に町民の期待が集まりました。
選挙は勢いに乗ると予想外の大差をもたらす事例です。

決め手は投票率だと思います。
低ければ地盤を持つ方、高ければ勢いのある方となります。
選挙は11月12日、真鶴町民の判断を見守ります。