開成町議会が面白くなってきました!

開成町から日本再生!の山下純夫町議のレポート、読ませます。
4月初当選で毎月レポート発行第5号です。
9月議会の内幕を暴露してます。

山神町長が提案した補正予算案が議会からダメ出しをされたのがニュースとなりました。
議会が修正案を提出し可決されました。
山下さんはこの経緯を書き込みました。

町営住宅の解体工事予算を先送りして別の事業に充てるものです。
補正金額は6千万円弱です。
近くを流れる河川改修とセットで実施する可能性があることなどを延期理由としてました。

懸案事業であり議会で認められた内容変更は問題だと反発が起こりました。
議会としては当然です。
面白いのは修正案が可決されるまでの経緯です。

山下さんは山神町長擁護の立場から議会内の動きを懸念しました。
同僚議員に情勢をたずねました。
可決される見通し持ったというのです。
ふたを開けて見れば町提案は退けられ修正案が通ったとのことです。

永田町は一寸先は闇とよく言われますが開成町議会も同じみたいです。
山下さんも「これが議会です。」と感想を述べてますが気持ちはわかります。
議会人事をめぐってこれとよく似た話は日常茶飯事です。
笑い飛ばして議会の生態に慣れるのがいちばんです。
各議員の行動原理ははっきり見えたでしょうからそれをインプットしてもらえばと思います。

町が補正案の提出に至った原因について山下さんは前府川町政の責任だとしてます。
前町長が詳細な予算を組んでしまい新町政の政策展開の余地を狭めたとしてます。
給与などの骨格の予算にとどめ政策判断が必要な予算は新町政に委ねるべきというのです。
正論です。

一方で議会への説明不足との主張も理解できます。
双方の主張にそれぞれ道理があり賛否が分かれたということです。
開成町議会の健全性を示したと山下さんはまとめていました。
同感です。

山下さんは11月に町議会とは別に独自の議会報告会を開くということです。
鮮烈な議会質問で脚光を浴びている新人の清水友紀さんと共同開催だということでした。
町議会の報告会では自分の主張を述べるだけの時間が確保できないということでしょう。
開成町から日本再生!の大風呂敷を掲げただけあって山下さんやりますね。