ラグビー日本代表、力負け

ラグビー日本代表、アルゼンチンに力負けでした。
12点差はあと一歩のようで埋めがたい差を感じました。

予想通り空中戦で後れを取りました。
競り合いでボールを取られると一気に防御を突破されました。
技術を身に着けるのか背の高い選手を育成するのか今後の大きな課題です。

日本の3トライは見ごたえありました。
後半2点差に迫りました。
一瞬よもやと期待感が湧きました。

今度も後半の後半で攻め込まれました。
4試合すべての試合で同じ傾向でした。
練習量は豊富でスタミナには自信があるとされていただけに意外です。
これも今後の大きな課題です。

ジョセフヘッドコーチは試合後選手たちはよくやったと讃えてました。
姫野キャプテンもチームを誇りに思うと語ってました。
しかしワールドカップ前の5試合で1勝しかできなかった不調を引きずりました。
冷静な分析が必須です。

ワールドクラスの戦いの機会が少ないのではとの指摘が記者会見でありました。
南半球やヨーロッパでは強豪国同士の定期戦がコロナ後に復活しました。
レベルの高いプロチームのリーグ戦もあります。
ラグビーを強くする環境の差はまだまだあることが結果に出たように思います。

4年前は日本開催で予選リーグ全勝で初のベスト8、日本中を熱狂させました。
今回は健闘したとはいえ予選リーグ敗退。
ラグビー人気に影響が出ないか心配です。
国内リーグの質を高めてファンを増やすことは日本代表を強くする礎です。
宿題です。

フランスワールドカップはまだ続きます。
でもこれからはラグビー通たちにとっての関心の的となります。
新たなファンを増やすには日本代表のもうひと踏ん張りが欲しかったです。
正直もどかしい思いを持ってます。

4大会連続出場のレジェンドがふたりいます。
リーチ選手と堀江選手です。
堀江選手は年齢的に無理です。
リーチ選手も主力では厳しいでしょう。

ふたりを越えるエースが出現しないといけません。
今回キャプテンの姫野選手がその一番手です。
快速松島選手もです。

有望選手を国内ではなく海外に武者修行に出すシステムが必要です。
サッカーの三苫選手のような存在を誕生させることです。
そうでないと予選リーグ突破は容易ではありません。