”思いが一致した時に奇跡が起こる”という法則

今年3月ワールドベースボールクラシック。
こんな結末を迎えたら最高と夢見ていたことが現実になりました。
日米決戦の最終局面に2人のスーパースターが立ちました。
ピッチャー大谷翔平選手、バッタートラウト選手。
高速で鋭く曲がるスライダーにトラウト選手のバットが空を切りました。
1点差で日本がワールドチャンピョン。

栗山監督は後にインタビューに答えドラマを頭の中で描いていたと言います。
シナリオを創作し成功イメージを徹底して映像化していることに興味を持ちました。

私も次元は異なるものの常に頭の中でシミュレーションをしています。
選挙で勝てるとしたらこんな感じというイメージを創り上げ台本を書きます。
自分は演じる役者のような存在です。
大根役者ですので失敗ばかりだったですが…。

しかし与えられた厳しい条件の中でそれなりに演じ切れた側面はあります。
それは満足感につながり失敗で落ち込まない大きな要因です。
成功イメージを台本にして演じること、挑戦するすべての方に有用だと思います。
試みて下さい。

16日夜のパリーグのクライマックスシリーズ第3戦。
延長10回の表ソフトバンクは3点をもぎ取りリードしました。
その裏にロッテが4点を入れ奇跡の大逆転劇でした。

ロッテの吉井監督は筋書きを描いていたのか気になります。
10回裏の最初にピンチヒッター角中選手を送り出した時感じるものがありました。
大逆転のドラマを胸に秘めていたとにらんでます。
ベテランで代打の切り札をここぞという時に繰り出したのです。
期待に応えヒットを打ち大逆転劇が始まりました。

奇跡とよく言われる信じられない出来事も決して行き当たりばったりではありません。
必ずやれるという“思い”が込められドラマは進行します。
“思い”が一致した時に奇跡が起こります。

今日からプロ野球はファイナルステージです。
ロッテは王者オリックスとの対決です。
圧倒的投手力を誇る相手に勝利の画を描くのは至難です。
勝ち上がる確率は相当に低いです。

状況が苦しい時こそ“思い”です。
ロッテは“思い”が一致すれば奇跡が起こることをすでに証明済みです。
強者に挑む果敢な挑戦者のドラマを演じ切り楽しませて欲しいです。