今年12月、御殿場線は80歳。

昨晩、御殿場線沿線の活性化を目指して行動しているボランティアグループの集まりがありました。年始で都合がつかない人が多く6人の参加者でした。

でも、とても熱い語らいができました。「かなごて勉強会」と名前がついたこの集まりに誘われて1年程です。発想と行動力に感心してます。

かなごては、左官屋さんが壁を塗るのに使う道具です。コツコツと塗り固めていくことに学んで行こうと名前をつけたのかもしれません。

御殿場線沿線の3軒の造り酒屋とコラボして観光客を呼び込もうという催しを昨年9月に行いました。地酒の復活と観光を噛み合せセンスが光ってました。

造り酒屋と協力してツアーを組み地域を盛り上げる発想をさらに進化させて今年の小田原の梅祭りに合わせてイベントを組むことにしたということです。

開成町でも製造を止めてしまった造り酒屋が一軒あります。設備は残ってます。再生ができれば、こうしたツアーに加わることができます。

リーダーが「今年か来年、御殿場線は80周年のようだ。」とつぶやきました。私は、このタイミングを逸してはいけないと直感しました。

文化堂印刷が出版した珠玉の写真集「御殿場線物語」を持ってきたメンバーがいて早速調べました。今年の12月2日が御殿場線の80歳の誕生日です。

今年の12月から1年間ぐらいは御殿場線の80周年を記念して関係する各市町や鉄道会社、それとOBの皆様、みんなで知恵出し合って盛り上げたいです。

小田原の国津府から沼津まで沿線を一気に盛り上げていくチャンスです。県レベルで音頭取りをしてJR東海や沿線の市町などに強力に働きかけて欲しいです。

富士山は世界遺産になりました。御殿場線80周年をきっかけにして上質なイベントを実施していけば御殿場線沿線を世界に発信できます。