68歳誕生日に思うこと
私は地方政治家の家に生まれました。
自分で選んでそうした氏素性の環境に生まれたと思ってます。
NHKに入り外を見て再び故郷の戻り町長を務めました。
町を興し国を創るためです。
神秘論めいた話になりますが魂と肉体は別物だと思ってます。
使命は魂に宿り肉体を通じてこの世に作用し現実を創り出します。
魂と肉体をつなぐのがひとりひとりの意思です。
いつも純粋な意思を保てれば問題ありませんがそうはいきません。
邪悪な欲望が忍び寄り意思を揺さぶります。
まことに厄介な悪魔のささやきをはじき返すのには鍛錬が不可欠です。
今年の夏の甲子園で慶応高校のエンジョイベースボールが注目されました。
指導者は上から目線で押さえつけることはしないことが基本です。
限りなく温かな親の目線です。
ひとりひとりの自主性を重んじ自覚を促します。
選手たちが目的意識を以て練習に励めれば強いられるより技量は向上するということです。
この考え方はそっくりそのまま生き方に応用できます。
お天道様、神様、仏様、どこかで見守ってくれている存在がいると確信します。
私たちは選手です。
自らの目的を自覚し目標を立てて努力します。
やらされているのではなく自ら進んでという構えが大切です。
そうした態度は責任感を生みます。
人のせいにすることはありません。
自発性があるため発見があり喜びが伴います。
困難が襲ってきても向上するチャンスと捉えるたくましさが身に着きます。
人としてどんどん大きな存在となっていきます。
6日で68歳となりました。
人生の目的に合致しているかという大きな視点で判断する習慣が身についてきました。
大きく見れば見るほど些末な出来事に対し距離感を持てます。
そうなると過去ではなく前を向ける時間が増えます。
成長の速度を上げるチャンスだと思ってます。
身近な目標は母親です。
100歳を超えても判断力は衰えてません。
世のため人のため奉仕できる時間はまだまだあると思ってます。