真鶴町長選、全ての有権者が投票に行くべき大切な選挙

真鶴町を救うのは誰か町長選に注目が集まってます。
メディアの扱いは通常の倍どころか桁違いです。
朝日新聞のデジタル版を見ました。

5人の候補者の出陣の模様が書かれてました。
元町幹部の細田政広さんに多くの町議がついていることが伺えます。
来ひんを見て目をむきました。
元町長で町議の青木健さんの名がありました。

青木さんは失職した松本一彦前町長の元上司。
有権者名簿の流出問題と関係も深いと見られてます。
町長時代は細田さんを推す派とは真っ向から対立してました。
勝ち馬と見て乗ろうとしたのか。
細田さんの陣営から声がかかったのか。
平然と顔を出す神経の太さは化け物級です。

私は落下傘で挑戦をしている小林伸行さんに注目してます。
5人の候補者の中でただひとり政治経験があるからです。
今の真鶴の混迷を終息させるには政治的立ち振る舞いがかかせません。
これだけは実際に体験した人でないと身に着けられません。

行政にはマニュアルがありますが政治の世界にはありません。
政治を回すにはある種の勘が不可欠です。
上手く行かなくてもへこたれない胆力も必要です。

小林さんは横須賀市議会でもまれてます。
押す時と引く時の呼吸は心得ているはずです。
分断が進む真鶴町の宥和には必要な技だと思います。

もうひとつ小林さんに期待するのは若さです。
5人の中でひとり40代です。
40代は就職氷河期と重なりやわではありません。
若さとたくましさに期待感を持ってます。

真鶴町の最大の課題は人口減少です。
美しい景観を守る美の基準は全国から注目を集めました。
しかしどれだけ景観が良くても住む人がいなくては町が存続できません。
景観を保ちながらいかに活力をもたらすかという難しい課題がのしかかってます。

今年は真鶴町のまちづくり条例ができて30年の節目です。
ちょうどこのタイミングで町長選挙が行われるのは運命的だと感じます。
全ての有権者が投票所に足を運び町の未来を選んで欲しいです。