安直な原発回帰への強烈な警鐘

お正月気分を吹き飛ばす衝撃でした。
小田原の報徳二宮神社への初もうでをすましたところでした。
夕方4時過ぎ車中で何度も緊急地震速報が鳴りました。

サッカー日本代表が元旦の国立競技場に登場し5対ゼロで圧勝でした。
車中でテレビの中継を見ていました。
森安監督の勝利インタビューに入ったところで映像が一気に切り替わりました。
石川県で大きな地震発生としか最初はわかりませんでした。

震度5強と伝わりましたので耐えられる範囲と思いました。
道路の亀裂の画像が飛び込んできました。
5強ではないなと思ったら案の定7でした。

しかも志賀町です。原発があったことを思い出しました。
福井、新潟、石川、島根、北海道、日本海側は原発銀座です。
3・11のような津波が襲い同じような事故が起きたら壊滅です。

ファミレスに立ち寄りお茶しました。
スマホに情報が飛び込んできます。
能登半島は猛烈な揺れだけでなく3メートル以上の大津波警報。
広範囲の日本海側に3メートル以下の津波警報か1メートル以下の注意報が出ていました。

自宅に戻りテレビをつけました。
日が短い季節で被害の詳細はわかりません。
能登半島が都市部から離れている事情もあります。

原子力規制庁の会見を見つめました。
北陸電力の志賀原発1号機2号機には影響は出ていないとしてました。
3・11以降停止中でした。
同じく停止中の新潟県の柏崎刈羽原発や福井県内の原発も異常はないとしていました。

その後志賀原発の使用済み核燃料冷却ポンプが一時停止したことを知りました。
この事故の評価は今後厳密に調査されるはずです。

深夜NHKプラスで見逃したサッカー日本代表の試合を視ようとしていた矢先です。
放送が寸断されてまたもや地震速報で石川県で震度7でした。

2日の朝の段階でまだ詳細は不明です。
日本海側で大地震があれば原発銀座を津波が襲う危険性があると認識させました。
安直な原発回帰への強烈な警鐘だと受け止めるべきです。

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