悲劇の連鎖
2日は妻の妹家族と東京・新宿で食事会が習わしでした。
コロナも明けたので再開しようと集まりました。
1日の地震で深夜に流れた震度7は誤報だったことが話題となりました。
気象庁が操作を誤ったと訂正したことを知りました。
元旦の大地震でしたのでさすがのプロたちも慌てたのでしょう。
宴が佳境になった頃羽田空港でジャンボ機が燃えていると騒ぎになりました。
着陸直前に海上保安庁の航空機と衝突と報じられました。
1985年8月12日の日航機の御巣鷹山への墜落事故を思い出しました。
乗客乗員が気になりました。
しばらくして全員が脱出と情報が流れました。
息子の妻が元客室乗務員なので見方を聞きました。
緊急時の脱出訓練は身体が覚え込むまで徹底させられると話していました。
胴体着陸から機体の炎上までさして時間はなかったはずです。
367人の乗客全員救出は特筆ものです。
機長ら乗員は12人、日ごろの訓練の成果だと思います。
海上保安庁の搭乗員5人が死亡しました。
能登半島地震の被災地に救援物質を運ぶのが任務でした。
いたたまれない気持ちでいっぱいです。
原因は国土交通省の運輸安全委員会や捜査機関の究明を待つしかありません。
能登半島の地震の方は101年前の関東大震災の縮図のようです。
まずは猛烈な揺れです。
古い木造家屋の密集地が火事に見舞われました。
能登半島の中心都市の輪島の観光地の朝市通りで200世帯が焼失と報じられました。
珠洲市では漁船が岸壁に打ち上げられるなどの津波被害が出ました。
関東大震災時にはなかった地震国日本の懸念が原発です。
幸いにして被害はなかったとのことですが重大な脅威であることに変わりはありません。
日本海は見方を変えれば巨大な湖に近いです。
日本と韓国、北朝鮮、中国、ロシアに囲まれてます。
大量の放射性物質の流失が発生すれば日本海全体に甚大な影響を与えるものと思います。
今後の原発政策を考える際に断じて無視はできません。