上川陽子外務大臣、総理への階段を一段昇る
岸田総理の行く末が見えました。
未曽有の大災害に直面してこの体たらくでは再選はありません。
次の総理・総裁は誰かに思いを馳せるしかありません。
やるせないですし悲しいです。
ニッポン放送の「亀井静香 新春甘辛放談」で亀井さんが女性総理の誕生に触れました。
対談相手の高市早苗経済安全保障担当大臣の名を挙げました。
リップサービスの要素が多分にあります。
もうひとりさりげなく口にしました。
上川陽子外務大臣です。
亀井さんにとって上川さんは東大の合気道部の後輩です。
能力を高く評価してました。
少子化担当大臣や法務大臣を歴任し現在外務大臣です。
高市さん亀井さんとの対談で岸田内閣の大臣なので支えますとしおらしかったです。
内心は意欲満々だと思います。
やり取りに心の余裕がなさそうでした。
総理への欲望が渦巻いているのが邪魔してます。
下手なことは言えないと神経を使っているようでした。
おおらかさが出ず好感度に欠けます。
上川さんは新年早々ウクライナを訪問しゼレンスキー大統領と会談しました。
この時期のウクライナ訪問は日本の支援姿勢を明確にするものです。
ウクライナにとっても戦争終結後の日本の復興支援表明は歓迎だったと思います。
上川さんポスト岸田への階段を一歩のぼったのは間違いありません。
課題は総理総裁としての国家ビジョンです。
高市さんとの違いを鮮明にして対立軸を明確にして欲しいです。
基本となる対立構図はタカの高市さんに対しハトの上川さんで明確です。
しかし2項対立は単純すぎます。
タカもハトも種類は豊富です。
上川さんは法務大臣時代にオウム真理教事件の死刑囚の死刑を執行しました。
強じんな胆力を持つハトです。
民間団体の提言もあり少子化対策が重大問題としてより明確になりました。
この分野は上川さんが大臣経験がありますので経歴だけでも有利です。
最大の課題は総理の決断と実行です。
岸田総理のように検討ばかりしていては一歩も進みません。