暴論と正論の間~開成町議山下レポート1月号~
「おはようございます!」
11日小田急線開成駅午前8時前。
開成町議の山下純夫さんがあいさつしながらニュースを配布してました。
新宿までいつもは睡眠休憩時間です。
山下レポートに目をやると目をむく記事、満載でした。
興奮して眠れないと思い睡眠を優先しました。
1時間余り経過し新宿に近づいてから目を通しました。
1面の見出しは山下さんの自己評価と今年にかける思いでした。
「2023年、発揮した異文化の存在感」、「2024年も群れず閉ざさず」でした。
4月の町議選で「開成町から日本再生!」を掲げデビューした山下さん。
議会の要望活動でただひとり賛同しなかったなど群れませんでした。
これをもって「存在感」とまで言い切るのは早いです。
現段階では「一目置かれるまで努力中」ぐらいの位置づけに思えます。
今年の爆発に期待です。
山下さんの根本的な問題意識が書かれていました。
報酬の安さです。
開成町は月額26万円です。
現役世代が生活できる報酬にまで引き上げるべきが持論です。
目安として小田原市議会の月額40万円超をにらんでいると思います。
倍増とまでは行かないまでも大幅アップです。
暴論にも聞こえそうです。
山下さんは政治活動を活発に展開することで反発を越えようとしています。
山下さんの主張には一理ありますが疑問もあります。
限られた財源を議員人件費に優先して振り向けることに理解は得られません。
現役世代が議員になろうとするかは不確実です。
かりになったとしても町民の福祉の向上に直ちに結びつきません。
現実的な選択肢は議員の政務活動費の創設です。
私が町長時代に創設に拒否してそのまま推移してしまってます。
開成町議会の議員レベルは確実に向上してます。
政務活動費で活動支援は自然です。
月額40万円の議員ひとり分程度の財源を振り向けたらいかがでしょうか。
議員数12人ですので月額5万として年間60万、全員で720万です。
町民は理解すると思います。