株高騒動バブル
株価がバブル期を超え騒動です。
日経新聞は一面トップに見出しが躍ってました。
世界に目を向けるとアメリカは14倍超と言われます。
お隣の韓国でも3倍です。
世界と次元が違い過ぎます。
騒ぎ方がバブルです
バブル経済崩壊後の日本の経済財政政策は大盤振る舞いでした。
財政出動は積み重なり国と地方の借金残高はGDP=国内総生産の2.2倍です。
日銀の黒田前総裁のデフレ脱却策で大量の資金が市場になだれ込みました。
日銀が国債を無尽蔵に購入するのですから戦時中の緊急事態と同じです。
財政出動は新たな付加価値を生み出せませんでした。
デフレ脱却はできませんでした。
今日になって突然株価が上昇気流に乗ったのは謎です。
大騒ぎをしていると再びこける恐れを感じます。
2月26日にNHKの解説委員が解説してます。
最大の要因はアメリカの株高だというのです。
アメリカ経済の好調の波が日本に及んでいるとしています。
円安で企業業績が好調なことも要因です。
半導体市場の伸びが世界経済をけん引するとの期待もあります。
総じて外的要因が作用してます。
株を購入しているのも海外投資家の割合が高いとされます。
経済低迷の中国から日本買いに移行しているとの見方があります。
運用時の利益が非課税になる新制度で個人投資家が喚起されてます。
意地悪く見れば欲に踊らされたハゲタカとヒヨコが株式市場を熱くしているのです。
私は株に手を出したこともなければお金儲けには縁がありません。
マネーに踊る動態を冷ややかに見過ぎるきらいがあるのは確かです。
しかし逆に欲望で目が曇ってませんので本質が見える可能性があります。
和足の結論は浮かれ過ぎです。
日本で大谷翔平選手みたいに世界を仰天させる企業はありません。
本田宗一郎さんや盛田昭夫さんのような経営者はいません。
株価だけが上がる現状に首を傾げた方がまっとうです。
日本発の革新的技術をもたらす企業や経営者が輩出して初めてバブル越えです。